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編光炉  作者: Nox
82/165

お父さん

231102

電車の音がする

廃墟の中に娘と男

捕まったのは機械の私ともう一人の男

互いに腹を裂かれる

機械の腹を取り出したなら生身のそれを繋げよう

生身の腹を取り出したなら機械のそれを繋げよう

崩して、捨てて、壊して

死体が二つ

男は女に対して怒り、女は男をそのまま殺す

殴り殺した身体は捨てて、作り上げた死体を連れた

途中、録音していることに気付いたが

私を咎めて終いにしたんだ

草原の中を歩いていこう

私が死んでも娘は隣




酷く雨が降っている

彼女は彼に話し掛けられ、彼女は彼を受け入れた

共に帰ろう

雨が降っている

彼の長靴に水が溜まって

雨が降っている

坂道をそのまま


僕が走って


彼を止めて


雨が降っている


彼が転んで


まあ酷いこと


彼が薄らと笑っていたんだ


電車の音がする

彼の母親がそこから見ている


彼が薄らと笑って


彼女が理解し唖然とし


僕は雨に打たれていたんだ

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