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編光炉  作者: Nox
72/165

あまりもの じゅさん

上顎をなぞる金属質の

甘い 甘いそれに酔いしれ

虎の爪で引っ掻いたような笑みの中で滴る傷は永久のムスカリを探している


美味しいね 美味しくないの?

問い掛けに応じないウォーターサーバーの目を見れば最早絶え絶えとなっていた


ここは何処だろう


夢見心地の夢を見ていた

それは現実のようでつまらない日常の一端で

溶けたアイスクリームが落ちている


生ゴミの匂いがした


煮詰めた蛾の住処はもう少し離れていて

取り留めの無い言葉に指図めトマト缶の中身でも詰めてやったのだろう

蝶の羽が砕いている


蝶を蟻が砕いている


柚子木苺のミルクは災禍

宛もない罪の対価は大破

故に子肥ゆる羊は無いぞ


毒を食らった蟒蛇


上履き

説明書は何処?


袈裟無き

首までどっかやっちゃったかな


妻亡き

おっといけない七月の蝉


遺書書き

連ねた


夏の呼ぶ声がする

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