表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
編光炉  作者: Nox
68/165

墜ちた。

230416

パラシュートに包まれている。飛行機が、飛行機だよな?

落ちてんだあれ。どこに、いや、すぐそこだ。なんで。

行かなきゃ。呼ばれてる気がするんだ。

落ちた先は、


待っているんですよ。我が神、我が使い。羽の生えた彼女を見た時確信したんです。あの子こそ私が求めていた能力!ああ、落としたかいがあった。あの人数がいても見付けたのは外から来た彼女だった。他は既に洗脳済みだ。好きに飛び降りるといい。きっと彼女の事だから、


「飛び降りますね」「はい、ここから」

「飛び降りることが使命なのです」

待ってくれよ私の心よ。愛しい君よ。可愛らしく麗しい少女よ。

この手を伸ばした。落ちることも厭わずに。

私の背に翼が生えて、抱き留めて。

明らかに正気でないその瞳を覗き込んで、


ああ!素晴らしい!


神父。

何故私を、


君こそ求めていた天使なのです!


君も飛んでいるのに何を言っているんだ。


翼が生えていることこそが証なのです。逃がさない。捕まえなさい。お前たちの命などの彼女と比べれば安すぎるものなのだから。


痛い。毟らないで。逃げないと。

何時の間にか牢獄だ。窓に格子が嵌ってる。

逃げないと、


薄明かりの空は曇っていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ