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推奨に医学書いて
230517
「シナリオコラボというのはどうだろうか」
私は彼に問い掛けていた。
彼は軽く首を捻り、面白そうだと頷いた。
古いアパートの一室の話だ。
さて、探索者諸君。
少し錆びたコンロ、立て付けの悪い扉。
ギィ、と軋む窓からは誰かの視線が垣間見えた。
シンクの下には何も入っておらず、ここに誰も住んでいないことが理解できる。
立て付けの悪い扉は開けようとしても音を鳴らすだけで、最早開くことは無い。
窓を開けた。イタズラの好きそうな少年が、構って欲しそうにこちらを見詰めていた。
それを後でな、などとして追い払って、奥にある襖を見遣る。
何かが、いるのだ。
恐る恐る襖を開けば、ごろりと女の死体が転げ落ちてくる。
女、だと思う。
女物の服を着て、長い髪の生えた骸骨。骸。
医学知識は我々にない。
だから、だと、思う。
どうしようか。
視界が、揺らめいていく。
ぴちょん、
水の音。




