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編光炉  作者: Nox
61/165

推奨に医学書いて

230517

「シナリオコラボというのはどうだろうか」


私は彼に問い掛けていた。

彼は軽く首を捻り、面白そうだと頷いた。


古いアパートの一室の話だ。



さて、探索者諸君。



少し錆びたコンロ、立て付けの悪い扉。

ギィ、と軋む窓からは誰かの視線が垣間見えた。

シンクの下には何も入っておらず、ここに誰も住んでいないことが理解できる。


立て付けの悪い扉は開けようとしても音を鳴らすだけで、最早開くことは無い。


窓を開けた。イタズラの好きそうな少年が、構って欲しそうにこちらを見詰めていた。


それを後でな、などとして追い払って、奥にある襖を見遣る。


何かが、いるのだ。


恐る恐る襖を開けば、ごろりと女の死体が転げ落ちてくる。

女、だと思う。

女物の服を着て、長い髪の生えた骸骨。骸。

医学知識は我々にない。

だから、だと、思う。


どうしようか。


視界が、揺らめいていく。


ぴちょん、


水の音。

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