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編光炉  作者: Nox
51/165

2F102号室の住人

221109

私は刑事だ

最近は部屋で張り込みをしているのだ

大分部屋が汚くなった

そろそろ片付けをしなければならない


私は刑事だ

妹が様子見に来てくれた

優しくハグをしてくれる妹が愛おしい

部屋を片付けなさいと怒られてしまったな


私は刑事だ

この頃異臭が酷いんだ

ゴミは捨てたが、原因はなんだろう

……ソファ?


私は刑事だ

とある殺人犯を追っている

でもおかしいんだ

その顔すら、私は知らない


私は刑事だ

布を捲った

私は

私?


私は刑事だ

そこに居たのは私自身だった

首を絞めて驚愕の顔をした私自身だ

腐っている 腐っている


私は刑事だ

片付けなければならない

誰にも見つからないように

チャイムが鳴った


私は刑事だ

妹が来た

片付けの途中なのに

手伝ってあげるよ?


私は刑事だ

見られた

見られた

見られた


私は刑事だ

引越しをするんだ

ご近所さんに挨拶をして

何馬鹿なこと言ってんだい?


2F102号室

彼の名前は「褥上」と言う

このアパートは病院で

彼らの部屋は病室だ

妹と言うのは看護師で

死んだのは過去の自分自身で







私は刑事だ

ハエが飛ぶ

私は刑事だ

虚ろな瞳で

私は

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