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編光炉  作者: Nox
50/165

ロボットと人間の国

221106

ロボットには人間がいなければ単体で行動し意志を持つことは許されていない


ひとりの青年と少女がいた

少女には新たなロボットとして青年が与えられていた

駅のチケットを買う時に気付く

二人は共にロボットであると

雪降る氷の台地を進み、とある喫茶店を目指していた

駅のチケットは職業用一次通過チケットを使用した

これであればロボットでも通過できると


とある喫茶店でロボット開発に勤しむ女と出会った

そこには偏屈な男のロボットもいた

女は言う


まだこの国にいたいのか


ブザーが鳴った

喫茶に来る前、襲われた少女を助けようとして青年は人間を殺していたのだ


追っ手が来る


駅へ戻り何とか雪ソリ列車に乗り込むが青年は間に合わなかった

少女だけが発進していく


少女はどうにか舵を切り雪ソリを運転し続ける

それを追うように車を奪い線路に突撃する青年と偏屈男


「何が何だかわかってんのか!?」

「わかるわけないだろうが!!!」


言い合いをしながらも車は走る

走っている


追っ手のロボットが前から来ていた

少女のソリは大空洞にて横転する


追っ手は三体


少女は人を殺してはいなかったが故に暴走した雪ソリの被害者としてそのロボット達にはスルーされる


車も、そこへと








走っていた

もうすぐ駅なのだ

青年と少女、偏屈男は駅のホームへと


辿り着きたかった


ニヤリと笑う


「人間様はそういうことをする」


銃口、投げ込まれた爆弾

その全ては氷と水を弾かせ彼らを飲み込んで行った






同時刻、駅のホームにてチケットを買う四人がいる


「まだここに未練があるか?」

「………………」


ちらり、後ろを振り返る


「いや」


男 ロボット用

子供 ロボット用

男 ロボット用

女 人間用


吐き出されたチケットを手に、4人は駅を出る

後ろでは爆音が響いていた

彼らに惑うた3人は死んだのだ

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