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編光炉  作者: Nox
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あまりもの ご

彩のない世界に意味などないのだ。

私はそのために存在し色を司りここにいる。

足りないものはなんだ?

今ここに生きている全てが物足りない。

なあここになにがあるというのだ?

僕は今ここにいるというのか?

何故ここに産み落とされてしまった?

君はそこにいるのか?

世界がここに。


歌え、歌え、歌え、歌え!

おやなんでそんなに静かに時を過ごしているんだい?

今君はここに生きているというのに!


足りない足りない足りない足りない!

この世界を彩る歌として僕がここに君臨しよう!

今すぐにここにいて僕を見つけたまえよ!

その記憶に焼き付いて離れない程の幻想をやるよ他でもない君の為に!


なあ誰の話をしているんだい?

君の瞳はどこに向いているのだい?

君はそこにいるのかい?

いない?

歌はどこにある?

本当に歌はここにある?

耳は?


手拍子を鳴らせよ。そこに愛はない。

恐怖と狂気をそこに植え付けようか。

歌え、歌え、歌え、歌え!

歌えよほら。


その濁った瞳の中で誰一人僕を見つけないのだ。

それならばいっそ。


さあ。全てが瓦解し生まれ変わる瞬間を。




歌えよ。

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