表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
編光炉  作者: Nox
30/165

あまりもの し

あぁはいどうも。なんだぃ?こんな時間に。

道に迷った?そりゃぁご愁傷様。

この道に終わりなんてないよ。お前にそれがないように。

どういう意味かって?

なんだ、気付いていないのか。

まあ、いい。


ここは異影が流れ着く場所。

解した全てが流れ着く場所。


俺の事は「時計屋」とでも呼んでくれ。

それじゃあ、終わらぬ全てを語ろうか。


留めはあれど終無し。



ごとん、と重いものが落ちる音がした。

私はその音にハッとさせられた。

「嗚呼、ほんと、落ちやすくて仕方ねえ」

先程まで語っていた男はそれを止め、落ちたものをゆっくりと指差した。

「拾ってくれよ」

私は言われるがままそれを拾い上げる。

「どうも、どうも。いい子だな」

「だがしかしちょいと頭は足りないな」

「って」

男は一つ手を打ち鳴らし大笑う。

「足りねぇのは俺の方か!こりゃ、失敬。失敬!」

ここは異影が集う街。

腕中の首が笑う道。


私も、総じ。影の異子。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ