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天の機構
250318
豪傑の城は天よりい出る。
かつての幻想ではなく騎士を侍らせその機構を飛ばしている。
愚かな城主は叫んでいるが、そんなものは存在しない。
飛べ、高く。何処に行こうとも我々の血は自由を追い求めている。
機構が大きく音を鳴らしている。
足を踏み外せばそれこそ血の歯車になる。
だがそれでもこの機構を愛している。
天に昇ろう。天に。
それが我々の自由となり得るのだから。
我々の血は穢れている。
例えそうだとしても、夢を見たかった。
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