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カブラン・カサブランカ
250312
融けたクリームパン
バスに乗って
渚のティータイム
夏、夏なんだ。夏が来ている。
いつも通り買い出しをして、露店はかき氷。
サマーフルーツってなんだろう。でもイチゴも羨ましい。
そういえば忘れていた廃ビルの中で、小声で撮られたレコードを聴く。
いつの日からかどこにもいなくなってしまった彼女のレコード。
アイスピックボム。
咲いた花は楽園にあって、私はずっとそこにいるの。
通う貴方は常日頃から私を慰めている。
サマーフルーツもいいな。
ぐちゃぐちゃになったパンケーキ。
醜く肥ったレオガリア。
咲き誇らんは赤毛の意。
常日頃。常日頃。
遠い山奥に向かいましょう。
そこに私の仕事場がある。
紙の趣向を変えてみたんだ。
神はいつでもそこにいるから。
懺悔橋。誰ひとりとして此処に来ず。
アィメン。