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編光炉  作者: Nox
141/152

穿たれた羅刹

250217

黄金の像。開かれて出てきたのは多分インフルエンサーかなんかの女の子で、もうひとつはホストの芸人の2人組。

あと他にも6個くらいあったけど、これ以上は誰かが死んじゃったら悲しくなるから、詳しく見るのはやめておいた。


勝ち上がってきたのはインフルエンサーの女の子で、正直ちょっとほっとしたよ。彼女は他の人とも仲が良かったからね。

みんなはこれをバラエティ番組の収録だと思ってるけど、多分これは本物だ。

二度間違えれば命を落とす。心臓を、命の灯火をファラオに食べられてしまう。

でも僕は言わない。言ってもどうしようもないから。


混乱を招きたくはないんだ。どうせだったら、このまま穏やかに終わって欲しい。

みんな楽しそうだ。うん。それならいいんだ。

みんなそのまま、そのまま。


僕も何処まで残れるかわからないけど、やれるだけやってみようと思う。

きっと悲しいさ。でも死にたい訳じゃないからさ。

日が沈んでいく。火が灯されていく。


さ、幕開けだ。

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