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編光炉  作者: Nox
133/152

すっげえ海老天食いてえ

241130

終末の1周期 食べ物と人が住まう場所

ここは特殊な世界観 数多のものに意思がある

食べ物、生き物、家具家電

生きとし生ける人そのもの

彼女もまた、そのひとつ


ああ、忙しいなあ


様々な声が飛ぶ中で、彼女はせっせと走り出す

時に人、時に海老、時に仕事をする生き物と


荷運びをせねばなりません

滅菌せねばなりません

面倒見ねばなりません


機織りのおじ様の存在を知り、それにただただ喜んだ

進んだ先の水先で、沈んだ小舟に人がいた


たすけなきゃ!


「何してる」

「だめだよ」


漁師であり設計士の彼には息子が2人

美容師であり調理師の彼は妹がいるという


海老の彼女はそのまま捕まって風呂に投げ込まれた

天井に風呂のある木の家の


顔までつけられたが……


海には人魚がいるという

人魚は人を食うという


「危ないからもう入っちゃダメね」


そう言った彼につまみ出された


町は町で大騒ぎ

ホットドッグと生き物を間違うはずがありませんから!

彼は優秀な漁師ですよ?間違えるはずがありません!

今日も僕らは駆け回る

上に食われる存在として


海老は少し特殊だからね

その場その場で姿を変える

11はひとつのことでいっぱい

週末は色んなものに変化する


「あの子の顔と化粧した時、好みだったなぁ。俺が貰っちゃおうかなあ」


家具として変えさせてそのまま使うことも、彼には出来てしまうから

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