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編光炉  作者: Nox
124/152

マジでこれ張り替え作業の時に消して焦った

240804

やたらおかしな家だった。

階段を昇った先の天井は低くて、這いつくばって門前に行く。

それなのに車は置いてある。


「ここに立ち入るのは不動産屋と親戚以外貴方が初めてですよ」


なんて、そんなことを言われて。

アオガエルが1匹居たな。


タイルはつやつやというか、最早ぬめりすら感じる様相で、なんか気色が悪いと思った。

作り自体は豪華だし、白と茶で落ち着いていたんだが。


中に入ってからの記憶は無い。

そもそも俺は中に入ったのか?

帰宅した後、クローゼットの中に作った覚えのないクレカが落ちていた。

ドアの外に飯をかけて、セミの幼虫が落ちていた。

五月蝿いくらいに鳴くものだから、少し気持ちが悪かった。

部屋の中を見知らぬ誰かが立っている。

俺はいつからここにいるんだっけ。

母さんは帰ってしまったなあ。

暑いけど平気だろうか。


ここはきっと、俺の部屋。

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