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編光炉  作者: Nox
114/152

真昼の王

240508

虎の門、潜り我が身をその糧と。


パーティ会場だった。

僕はいつも通りにその中へと送り込まれていたし、彼女もそれに同意していたんだよ。

能力を定め、僕の手を取り。

おや、当たりみたいだね。2階にでも行こうかな。

僕の数字は11。


そうして貴方は取り憑かれたように主催の妹、アンナを食らうのである。

貴方の数字は7つ増え、18となる。

今回の鬼は貴方となった。


ありゃ、弱ったな。でも大丈夫。

もう1人殺さなきゃね。

僕の身を隠し、アンナの皮に乗り移り、僕を殺した罪を被せた。

皆がアンナを糾弾し、探す。探す。

さあ庭に行こう。コカトリスの卵をぶちまけてやろう。

アンナの肉を叩いて終わらせた儀式の続きをしよう。

おいでコカトリス。お前の卵は僕が持っている。

さあ。終わりの歌を歌おう。


僕の口から紡がれる拙い賛美歌。

暴れ狂うコカトリスの母。

終わったと思い安堵した皆が荒れ狂う。

終わらないよ。勝者は僕さ。

君達の為に創った夢さ。

緑麗し庭園で、終わりと神の歌歌う。

僕の身体は紡がれ、美しく。

血欲に塗れた神が降り。

これが始まりであると誰かが言った。

僕はそうは思わない。

だってこれは。


僕の、昼間の物語。

https://x.com/uo_nox_/status/1788588086529790406?s=46&t=fJX1Bi2jwdOhKQ1XuRuoqg

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