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あまりもの じゅろく
バレットナイフと拳銃をあげる。
それはきっと貴方の道を作るから。
ねぇ、大丈夫と言ってよ。私そうしなければしがない風に連れ去られて消えてしまうの。
我が身に落ちた花弁を何時まで大切に掴んでいるの?
それはきっと死に際の魂の歌。
そうでもしないと消えてしまう悲しみ。
雪風の中で貴方を待ち望んで、そうしてそのまま消えて行く。
誰もが掴んで離さない幻の中で、私は貴方だけを待っているのに。
どうして誰も私の手を取ってくれないの。
バレットナイフと拳銃をあげる。
それはきっと貴方の道を作るから。
ねぇ、大丈夫と言ってよ。私そうしなければしがない風に連れ去られて消えてしまうの。
我が身に落ちた花弁を何時まで大切に掴んでいるの?
それはきっと死に際の魂の歌。
そうでもしないと消えてしまう悲しみ。
雪風の中で貴方を待ち望んで、そうしてそのまま消えて行く。
誰もが掴んで離さない幻の中で、私は貴方だけを待っているのに。
どうして誰も私の手を取ってくれないの。
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