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編光炉  作者: Nox
103/152

あまりもの じゅご

砂まみれの日常に反して、この世の常を分けて歌い続けている金糸雀の切れ端を恋焦がれている

夢にまで見た憂鬱の影が酷く私を追い回すのだ

誰も誰も手を取って目を合わせようと刹那の瞬きを心に刻んだ

幽玄の彼方で君を待っている

常日頃幻と微睡みに際して君の憂鬱を益々と言っていい影の奥底へと手を引いて繋いだ

酔う闇に照らした月は紅宙の頬紅を君に紡いで一欠片として残さない

風がないている

靡いて消えている


私も連れて行って欲しかった

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