これくらいの危機
これくらいいいだろう・・・・・・。
医療ではあってはならないこと。
他人を思いやることができない行動はあってはならない。
しかし、現実では起きている。
これくらい、いいだろう・・・・・・。
その小さな油断が大きな危機を招く。
すなわち、小さな前兆をどんな時でも逃してはならない。
いつもと違う患者の様子・・・・・・。
夫がソワソワしている・・・・・・。
子供がいつもと元気がない・・・・・・。
この危機を日常と同様に捉えてしまうと、大きな危機へと変わる。
患者の様態が悪化した。
夫が離婚届を出した。
子供が不登校に。
小さな危機に気が付き、行動しなければいけない。
それは、瞬時に判断を求められるかもしれない。
しかし、日々の生活でいろんな場面で我々は訓練されている。
そのため、誰しも小さな危機への気づきができるようになっているのだ。
それを忘れずに、知らないふりをしないで・・・・・・。
小さな危機に立ち向かってほしい。
終わり