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Lvとスキル

「銃を使いたいなあ」


彼はふと思う。訓練兵の時の夢を見た時から、思っていたのだ。この魔界に来てから1週間が経ち、銃のことを思いながら過ごしていた。


「ラリー、鑑定しに行くぞ」


ビーロフが突然に言ってきた。もう支度を澄ましており準備万端だ。


「鑑定って何のことですか?」


「鑑定って言うのは、レベルとスキルを見ることだ。レベルは筋トレしたり、訓練をすることで上がる。スキルは自分個人の究極魔術で1人1つだけっていう物だ。」


「レベルが上がるとどうなるんですか?」


「簡単に言うと強くなる。」


ビーロフは妙に動揺していた。俺の鑑定結果が楽しみなようだった。


**************


「こいつは鑑定士のカルチョだ。」


カルチョは青髪で青い肌をしていた。首にはネックレスのほかにいろいろなアクセサリーをつけており、いかにも占い師ですよっていうアピールをしていた。


「初めましてラリー」


「は、初めまして」


一瞬、彼の目が光った。すると、彼は紙に何かを書きビーロフに渡した。


「鑑定はもう終わりましたよ」


彼はにこっとした。


「ありがとう」


ビーロフは紙を見て青くなった。ビーロフは無言で紙を渡してきた。恐る恐る紙を見ると。


   名前:ラウス・リーダルズ      職業:


     Lv:103            スキル:イマジネーションリライズ


     魔力:測定不能         弱点:水魔法 風魔法  


                                          』


俺は愕然とした。lv103っていったいどういう事だ?


「あの~ビーロフのレベルってどのくらい?」


「230だ」


「じゃあ、俺のレベルって低いんですか?」


「異常だ」


異常に低いってことなのか?


「そうですか。」


「君、何か勘違いしているよ。君異常に高いっていうことだよ。人間でその年は高すぎる。」


「ラリー、いいかい?人界に戻ったら誰も言わないことだいいか?」


カルチョはくぎを刺すように言った。俺はうなずいた。


「ラリー、お前はこれから150年間修業をしてもらう。お前にはラウス王国の王になるためにな。」


ビーロフは突然に言い出した。言ってることがちょっとわからないが。


「でも、王は王族しかなれないんじゃないんですか?」


「違う、lv650で王になる資格が取れる。人族ならばだが。あとは知識と指導力だけだ。その検査もある。」


俺に王になれって言うのか。多分無理だな。だが、修行も暇つぶしでもなるか。


「わかりました。」


「では、頼んだぞクリス」



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