研究成果
俺の部屋の地下に魔法陣が書いてあった。魔法陣は禍々しく、見るだけで吐きそうだ。あたりを見回すと、机の上にメモが置いてあった。
『お前がこれを見ているということは、わしはもう死んでるとい事じゃな。わしの研究成果をそなたに見せてやる。先ずこの世界には4つの種族に分かれているのは知ってるじゃろ?だがしかし、他にもいるのじゃ。
それは、悪魔族じゃ。神々からも、人々からも嫌われた種族じゃ。しかし、悪魔族は神々によって滅ぼされたと、言い伝えにあるのじゃが。それは、間違っている。魔界へ、逃げたのじゃ。わしは、その書物を発見してから、研究したのじゃ。その魔法陣は魔界へ、通じる、魔法陣だ。........』
俺は、この紙を持って、部屋から出ていき、両親に見せた。
「まーた、いたずらをして。」
母さんはため息をした。
「これ、どこから拾ったの?」
「俺の部屋に地下室があって。そこから見つけて持ってきた。」
母さんの顔は青ざめた。
「あ、あの部屋には、地下室が無かったはよね?」
「クローゼットに入口があったんだ。」
母さんは、焦りながら、俺の部屋に来て、クローゼットを確認した。
「本当にあったわ」
母さんは、再び、青ざめた。すると、母さんは部屋から、勢いよく飛び出た。それから、父さんも確認して。父さんの顔も青ざめた。
それから、俺の部屋は閉鎖された。複数人の魔導士が俺に聞き込みに来ては、異常はないかと聞かれる。
かなり、やばい状況と俺でも、分かった。
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それから、数日過ぎ、事件が起きた。館の人間、ほぼ全員が昏睡状態に陥ったのだ。何故か、医者では無く。魔導士が来たんだ。一人の魔導士が教えてくれた情報によると、皆、解呪の魔法をかけているらしい。
数日経ったが、皆は目覚めていない。かなり心配だ。原因は呪いのせいだというがいったい誰からなのか?俺は、考えたが、何も思いつかなかった。
1週間経ち、俺はあの地下室が関係してると思った。そして、俺は地下室に向かった。魔法を知って以来、練習してるので。戦えるんちゃ、戦える。俺はクローゼットの前に立った。
(緊張するなあ。)
俺は入る前に神に祈った。
「アーメン」