閉じ込められちゃった
俺が撃ったビームにより武器庫が燃えた。俺は焦り布を被せて消化しようとしたが、布に火が移っただけだった。燃えてることに誰かに見つかったようで。
「おい!武器庫が燃えてるぞ!!」
「早く、火を消すんだ!」
それから、賢明な消火活動により、火は消せたが、武器庫にある、本や武器が炭になった。
「ラリー?貴方がやったんでしょう?」
母が鬼の形相で聞いてきた。俺は逃げようとしたが母の走るスピードの方が速く、あっさり捕まった。
「あなたね、あれほどに武器庫に入っちゃダメって言ったじゃない!!それで、あなたはごめんなさいって言ってもう行きませんって言ってたはわよね?それで、火事になって、貴方は責任が取れるの?」
それからも母の説教が続いた。
「貴方は今日から、一週間、部屋の外に出ちゃダメ!!」
「....]
「返事は?」
「はい..」
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俺は自分の部屋にいて3日過ぎた。暇すぎて死にそうだった。今日もまた、部屋を探索することにした。
正直、この部屋のこと知らないし、面白い事が起きそうだからだ。
探して20分たった。
「やっぱり...何も無いかー」
俺はクローゼットに向かった。そして、探しているうちに鍵穴を見つけた。
「おいおい、これは何だあ?随分と小さいなあ」
俺は前世、米軍の訓練でピッキングを習ったんで、開けることにした。
「先ずは、針金みたいなのを探すか」
部屋を探すうちに、あるものを見つけた。
「これ、母さんのヘアピンだ」
ラッキーだ母のヘアピンが部屋の隅に落ちていた。俺はこれでクローゼットの中にある、鍵を開けた。
すると、地下に通じる階段があった。
「おいおい、ここは何だ?」
俺は、降りることにした。かなり、下りたが全くつく気配がない。階段が続くだけだ。
下りて、一時間たった。扉が見えた。
『研究室』
扉に書いてあった。扉を開けてみると、そこには、魔法陣があった。