プロローグ
はじめまして月銀帝と申します、読んでいただけたら光栄なのですが
正直つまらないかもしれませんね。でも面白いかもしれませんから騙されたと思って読んでみてください!
プロローグ
今は昔のおはなし、あっちこっちに不思議な能力をもったお姫様や
やさしい心を持った鬼とか、空にいけば神様や龍も存在してた。
でも今はそんな能力を持った人間はいないし、龍も神様も確認できない
でもこの世界では昔本当に実在していたのだ、じゃあ何故いなくなったかっ
て? ある日、月に住んでる人間が能力を統括する機械を開発したんだ
その機械は能力ある人間や妖、神様を次々と飲み込みデータ化していった
やがて、能力者たちは姿を消した。
吸い込まれデータ化された者、恐怖のあまり自ら命を絶った者、月の民に
反撃するチャンスを待とうと身を隠した者、理由は色々だけどとにかく普通の
人間達の前からは姿を消した。
月の民はどうしてこんなことをしたかって?
それがね実は遊戯をしたかったらしい、しかも殺戮遊戯だ
データ化した能力者を建物八階分に相当するロボットに組み込んでね
そのロボットを地上(地球)にいる子供達に操らせる簡単に言えばそういった遊
戯だ。
正直、悪趣味だよね?でも月の民は何か考えてるらしいそれを知ってるのは
月のお偉いさん達だけ。
世の中は、富豪の賭け事だとかテロの部類、中には軍事的陰謀だ、などと言
い出す人もいる、けど詳細は不明だ
因みにこの遊戯にもちゃんと決まりごとがあってね、選ばれる人間は十歳か
ら二十歳の子供までで、ロボット通称ユニットには何かしら条件があって
その条件を満たした子供がユーザーつまりユニットに乗れる人間になれる
ユニットに乗れる人間になったら死ぬまでユーザーでいられる。
ユーザーなってしまうと何故かそのユニットに組み込まれた能力が使えるよう
になるのだとか、しかし、そうなってしまうと世間では怪物扱いだ
一応リタイアっていう機能もあるがユニットを回収されるだけで能力は残って
しまうらいしい、結局は怪物扱いだ
どうしてそんなに迷惑かって?だって建物八階分に相当するユニットが街中で
暴れるんだ
しかも最低で二機、一応は結界と呼ばれるバリアがはられるがあくまで気休め
だ。
建物の中の人間しか守られない一度、結界がはられれば結界の出入りはできな
い、つまり外に出ている人間はそのままだ、遊戯が始まれば怪我人や死人が出
るのはもはや当然と言わざるを得ない、こんな遊戯でも何故か休日があってね
一ヶ月に一回は遊戯ができなくなる一週間がある。
このゲームはポイント制で倒したユニットの数分ポイントが入る
そして、遊戯の休日一日目にポイントが高かった者の願いを叶えるという制度
がある。
でも願えない願い事も存在する。
月や地球の破壊またはそれにつながる事、人の生死、この遊戯の廃止
この三つでなければ、なんでも叶えられる。
因みに、願いを叶えてしまったらこの遊戯を辞めさせられてしまう
でもユニットを召喚する事はできる当然能力も残る、このユーザーは特別ユーザーと呼ばれて他にも特
別ルールが存在するがそれはなった者しか知りえないとか、月の民が何を考えてるのかは正直、謎である
でも、この世界で退屈する人間はいないはずだと、自分はそう思う