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六年二組!
私とお母さんはまず、学校の職員室へと挨拶に向かった。
ガラッ
「あのー、失礼致します、本日から通わせていただく藍原心とその母でございますけども……」
そうすると一人の目が飛び出てるおっさんが出てきた。しかも土星のようなはげ。
思わず吹き出す。
「プッククク……」
「なにわらってるのよ?もーすみませんねぇ」
「いえ、とんでもない。私は校長の菅原敏郎です。よろしく。」
名前渋過ぎませんか?!?!?!?!
「えぇ、こちらこそ!」
母は言った。
「それではもうすぐ全校朝会が始まるので、そこで紹介させていただきますね」
ドジな親子二人は慌てて校庭へ出た。