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桜色に目を閉じて。  作者: 憂 羅 。
転校したての卵
3/4

転校したてのたまご。



チェックのプリーツスカートに、清楚系の長袖。白のワンポイントハイソックス。

私はどこかの小学校の校庭に一人立っていた。

(ここはどこ・・?)

周りを見渡してみると、斜め右にうっすらと人影がある。

「あの!すみません!」

人影はこっちへ向かってくる。音を立てずに。

「あ、あの!!ここはどこ?!」

その人影が誰なのか、それは死んだはずのおばあちゃん。

「心、ちゃんと気をつけるのよ。あなたがいく学校は難しいからね。」

「え?あ、はい。」


そして何かが耳元で鳴った。






「心おおおおあおおお起きなさい!!さっさとほれほれ!」

「なむー………ほ、ほへ?お母さんいま何時?!」

「七時だから大丈夫よ。ほら今日から新しい学校で新学期でしょう?ちゃんとした格好でいくから。」

このうるさいのは、私のお母さん。うるさくてなんかおせっかいだしな、いや。

でもほへーなんていってるうちもいや。


「もーいくよ、きがえてほらほいっ!」

気のない返事をして玄関へ向かう。

その向かう廊下でも眠くて転びそうになる。

なんでうちってだらしなぃんだろ。

そう考えながら歩いていた。








「学校だよ!」

その小学校は校庭が少し広く、どこかでみたような気がした。木がたくさんあって、その中の桜の木は満開だった。桜の花びらが散っていくのだろうか。



楽しみでたまらない。





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