坂田物語
針が重なる夜中の0時、
あたりは暗闇に包まれた
この静寂の中、今まさに新たな時代が刻まれる
~東京、研究所~
研究員「は、博士!大変です!!」
博士「どうした!?」
研究員「RE-1が生まれて脱走しました!」
博士「なんだと!?イカン、探せ!」
研究員「はい!」
~東京、坂田の家~
坂田「う~ん・・・今何時だ?・・・」
時計はAM8:00分を指していた
坂田「何だ・・・8時か・・・ってええぇぇぇ!?アカン!遅刻や!!」
僕の名前は坂田、今1番ナウイ男さ、
趣味は映画館観賞と切手見つめ
16歳で恋人募集中だ
俺は中学を卒業し
晴れて高校生になったわけだが
何か今日はいやな予感がする、外れてくれればいいんだが・・・
坂田「鼻毛よし!眉毛良し!顔ダメ・・・、でもめげずに今日も1日がんばるZO!」
~学校、通学路~
坂田「ういっす!おはよう!」
?「誰だっけ?」
坂田「何ともまぁ~白々しい、我が親友よ、俺を忘れるとはどういう事だ、」
?「あぁ坂田か、朝から元気だなw」
坂田「俺の元気は明日のためにあるんだぜ?聖歌」
聖歌「そのようだなwまっ、入学式終わったらまた会おうぜ」
坂田「おk」
この聖歌という男は中学の頃転校してきて友達が居ない俺に初めて話かけてきた人物だ
俺はコイツを親友のような友達だ
入学式が終わると坂田は廊下になにか落ちてるのを発見した
坂田「あ~あ、可愛い子たくさん居たけどみんな彼氏持ちじゃん、ふざけんなよ・・・ん?なんかあるぞ?」
坂田は落ちていた鍵を拾った
坂田「なんだこれ?まぁ拾っておくか・・・さぁ!ナンパだ!」
このときはこの鍵が後に最悪の状況になることを坂田はまだ知らない
第1話「始まりの風」完