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滅するときに

作者: 龍源寺直介

生活の中で偶成されていく過飽和の憎悪


それは蓄蔵され続けていく信管を抜いた手榴弾のようなもの


化合される火薬は引火性と嗜好性が格段に高い劇薬だ


そしてその薬品は雷管があれば撃発して燃え尽きる粉塵


生命体は滅するときに最も酸素を燃焼させていく


消え去るときになにも残らないように


着衣着火したかのように生を狂喜乱舞するひと


自然発火したかのように死から蟄居閉門するひと


いずれにしても死は偶発的にやってくる


のうのうと生きていればなおさらだ



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