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箱の中の祝福  作者: 海華
33/41

8フィルス王と未来への一太刀「其ノ弍」

146

 次の日私と悠お兄ちゃんは1度実家へ帰ったそしたらお母さんが悠お兄ちゃんに泣いて抱きついた。

 お母さんも悠お兄ちゃんは死んだものだと思っていたからねその後実家で昼食を取り私と悠お兄ちゃんは別れた。

 悠お兄ちゃんは3寮1チームに話をつけに行ったらしい。

そして私は昼から裏庭で自主錬をしていた。

 「咲楽自主錬か」

 悠お兄ちゃんが戻ってきた。

 「うん、絶対にフィルス王倒したいからね」

 「意気込んでるねよし」

 悠お兄ちゃんは木刀を投げた。

 「手合わせ願おう」

 悠お兄ちゃんは木刀を構えた。

 私も木刀を拾い構えた。

 「よし、もっと射撃の精度上がるように自主錬っと」

 真琴も裏庭に来た。

 「え?ケンカ?」

 私達は取り合いず無視した。

 そして当たりは静寂に包まれた。

 葉っぱが落ちる音がしたその時。

 「はぁぁ!」

 私は悠お兄ちゃんに木刀で頭を狙った。

 「動きがわかりやすいよ、もっと分からないように打たなきゃ」

 悠お兄ちゃんは木刀で私の攻撃を防いだ。

 「これは本当の喧嘩だ綾先輩呼んでこよう」

 真琴は寮へ戻って行った。

 「えい!」

 私は悠お兄ちゃんの足を蹴った。

 「甘いよ」

 悠お兄ちゃんは蹴った足を蹴り返した。

 やっぱり悠お兄ちゃんは強い隙がない。

 どうしたら?

 「今度はこっちから行くよ」

 悠お兄ちゃんは私の方に木刀を投げた。

 私は木刀を弾き飛ばそうとした時。

 悠お兄ちゃんは木刀と同じスピードで私の方へ接近して。木刀を持ち私の肩を打った。

 私はその技の凄さにその場で腰を抜かしてしまった。

 「まだまだだね」

 「こっちです早く」

 「ああ、すぐいいく」

 え?もしかして本当に喧嘩してると思ったのかな?

 「二人とも何があったか知らないが喧嘩するな」

 「え〜と」

 悠お兄ちゃんは困惑していた。

 「ごめん私気づいてたけど、まさか本当に喧嘩してると思ってたの?」

 真琴は本当に綾先輩を呼んできた。

 「うん」

 「あの、私達もただ訓練してただけで別に喧嘩なんてしてないよ」

 「え?」

 真琴は嘘〜みたいな顔をしていた。

 「真琴ぉ〜」

 「だってだって二人とも凄い剣幕だったから」

 「え〜とどこからツッコんだらいいかな?」

 「悠お兄ちゃん真琴に全てツッコムす体力無くなるから本当に気になる所だけでいいよ」

 私は真琴への注意点を教えてあげた。

 「ケンカしてないなら大丈夫です、すみません」

 綾先輩は頭を下げた。

 「いや、頭を上げて綾それに真琴は心配してくれたんだし大丈夫だよ」

 悠お兄ちゃんは、2人をフォローした。

 「折角だし、2人が暇だったらみんなで訓練しないる?」

 「はい、是非」

 「やった!ご教授お願いします」

 私達は日が暮れるまで訓練をした。

 「真琴!」

 「はぁぁ」

 真琴は的に狙撃した。

 「よし!」

 「凄い!さっきより精密な射撃できるようになったね」

 「それは悠先輩が教えてくれたから」

 「綾先輩も突くパワー上がったんじゃないですか?」

 「そうか?でもこんなんじゃダメだもっとスピードを保ちつつパワーも出したいからな」

 「咲楽は攻撃の時微妙に手もとが上がるからそれを合図にしたら誰でも攻撃を防がれちゃうからその練習だな」

 自分では気づけなかった癖に気づいてアドバイスに帰る悠お兄ちゃん凄い。

 「うん、これから意識してみる」

 「悠先輩私は?」

 「う〜ん技が上手くいった時にはしゃぎ過ぎる所だねその間に攻撃される可能性があるからそこをもう少し抑えたらいいと思うよ」

 「はい、分かりました」

 「じゃ俺はそろそろ寮に戻ろうみんなに話すこともあるし」

 私達は寮へ戻った。

 「ねぇ?咲楽ちゃん」

 「どうしたの?」

 「悠先輩凄いねあんな的確なアドバイスが出来て」

 真琴もそこには気づいていたか。

 「でしょ?だって悠お兄ちゃんは凄いんだもん」

 「語彙力ないけど、まぁ凄いんだね」

 真琴に語彙力の注意されたけど確かに今のは語彙力なかったね。

 「2人ともそろそろ入りな」

 私達は寮へ戻った。


 147

 私達はロビーへ集まった。

 「悠先輩こんな早い時間に集めるのは珍しいですね」

 確かにいつも集合する時間は8時から9時位が多いが今日は6時に集合がかかった。

 「それなんだがみんな夜ご飯まだ食べてないだろう?」

 みんなは頷いた。

 「今日は特別にみんなのご飯を作ったんだ」

 悠先輩はテーブルにご飯を運んだ。

 ステーキに唐揚げに煮物にその他色々とたくさんのごはんを用意してくれた。

 「凄い!これ全部悠先輩が作ったんですか?」

 「ああ、そうだよ真琴前に僕の料理を食べたいと言ってくれたからさ」

 「やった!」

 真琴は大はしゃぎだ。

 他のみんなも目を光らせていた。

 私も久しぶりに悠お兄ちゃんのご飯が食べられて嬉し勝った。

 本当にこれだけでも悠お兄ちゃんを救った甲斐があった。

 「みんな自由に食べてくれ」

 「やった悠先輩のご飯だ」

 綾先輩が小声で喜んでいた。

 「綾先輩も悠お兄ちゃんのご飯食べたいって言ってましたよね」

 「いや、そのそうだな」

 相変わらず動揺を隠せない様子だ。

 みんな楽しそうにご飯を食べた。

 みんなで一緒のご飯食べるは初めてだ。

 「悠先輩この唐揚げサクサクで美味しいです」

 「本当?ありがとうこれは水と小麦粉の分量を規定より少し多めに入れるとこんな感じになるんだよ」

 「なるほど、常識に囚われないのがコツありがとうございます」

 三鶴も料理の勉強しつつ楽しそうに食べてた。

 「う〜おいしぃ」

 三奈美の顔が見たことないぐらいとろけていた。

 「本当に美味しい泣きそう」

 「ちょっと真琴褒めすぎだよ」

 悠お兄ちゃんは少し照れていた。

 私達は楽しくご飯を食べてた。

 「悠先輩ご馳走様です美味しかったです」

 「本当ありがとう真琴!」

 「それで今日の本題何だが」

 さっきまで楽しかった部屋も一気に緊迫感が走った。

 「今日3寮1チームに声はかけてきたがいざ、堕天城が出てみないと対策が打てないってのが現状だそれまで自主錬や現れたフィルスを倒す事に専念してもらうことになった」

 「そして、堕天城が現れたら花ノ内学園で緊急会議をする事になった」

 確かに今の状況だと打つ手はなしか。

 私達が話してるとドアが空いた。

 「やっぱここだったよワープの言った通りだよお姉ちゃん」

 「本当だ天理がいっぱいいる」

 フィルス王の使いのメイとユイが来た。

 「メイ!」

 「それにユイまで」

 「どうもみんな元気〜」

 ユイはふざけていた。

 「お前達何しに来たしかもまだフィルスの現れる時間まで2時間はあるはずだ」

 「私達姉妹は特別で時間関係なしに行動出来るんだよ」

 「うん、だからフィルスが動けない時間は遊んだりフィルス王のお手伝いとかしてるの」

 そんな特殊なフィルスがいたなんて。

 私達は表情が険しくなった。

 「別に何しに来たって訳じゃないけどでも今日は戦いはなしね」

 「用がないならお引き取り願おうか」

 「まぁそう言わないでよ悠お兄ちゃん♡」

 私は苛立ちを覚えた。

 私は椅子をもってユイに投げようとした。

 「待て!向うは戦う気はないらしいここで刺激するのは得策とは言えない」

 私は綾先輩に止められた。

 正直苛立ちを隠せなかったが今はみんなの為にも我慢した。

 「あ〜やっぱり黒竜は怖いな」

 ユイは煽ってきた。

 「それより君たちに朗報があるよもうすぐ堕天城が地上へ上がるからね、そうなったらどうなるか知ってる?」

 堕天城が上がっても具体的にどんな被害をもたらすかは正直分かっていなかった。

 「分かってないご様子だねじゃ教えてあげるよ」


        ──────地上に大量のフィルスが放たれ人間を襲う──────

 

  正直驚きを隠せなかった。

 「どう?驚いた?」

 「ユイそれは秘密でしょ?」

 「でも、言ったところ所詮人間にはどうにも出来ないよ」

 「さぁどうする?黒竜それと悠お兄ちゃん♡白竜みたいに殺す?」

 凄く苛立ちを覚えたがここは我慢だ。

 

 ーバシャー

 

 真琴がテーブルに置いてあった水をユイの顔に掛けた。

 「うわ最悪ビショビショじゃん」

 「情報はありがたいけど、今日は帰ってくれる?」

 「なに?」

 「帰ってって言ってるの?ここで咲楽ちゃん、悠先輩そして天の事をバカにする人がいるなら私は容赦しないよ」

 真琴は見た事もない表情でユイに起こっていた。

 「ふっそうまぁ今日は帰るか行こうユイ」

 「青髪の天理顔覚えたからね次あったらぶっ殺すからね」

 2人は帰って言った。

 「真琴」

 「みんなごめんね今は抑えなきゃ行けないのに私」

 「大丈夫だよ」

 私は真琴の頭を撫でた。

 「真琴は私達の為に怒ってくれたんだから悪くないよあそこで私がちゃんと怒れていれば真琴がこんな事する必要なかったのにねごめんね」

 「うん」

 真琴はまだ落ち着きを取り戻さない様子だった。

 「やつらについて新たな情報も手に入ったな」

 「ああ、それと」

 悠お兄ちゃんは真琴の方へ近ずいた。

 「ありがとうね真琴」

 悠お兄ちゃんも真琴の頭を撫でた。

 真琴は少し顔が赤くなった。

 「その、うんみんながバカにされたのが嫌でだってみんな私の大切な仲間で友達だから」

 「そっか、咲楽良い友達を持ったね大事にしてあげてね」

 「勿論、私の自慢の友達だからね」

 私達はこの後裏庭で訓練したり、見回りしたりしてフィルス王との戦いまで力をつけた。


 148

 私達はいつも通りフィルスを倒していた。

 「咲楽ちゃんナイス」

 「うん、ありがとう」

 「それにしても強くなってるよねフィルスも」

 「そうだな向こうも最終局面の準備をしてるんだろう」

 私達は寮へ帰ろとしていた。

 

 ん?突然地鳴りがした。

 「なんなのこれ?」

 そして、遠くで禍々しい城が現れた。

 恐らく駅前だ。

 あれは。

 「あれはもしかして」

 「恐らくそうだね」

「堕天城だ」

 堕天城が地上へ現れてしまった。

 嘘こんなに早く。

 「みんなこんにちはフィルス王の使いユイだよ」

 堕天城から大音量でユイの声が聞こえた。

 「これから、フィルス王様から大事な話があるからみんなちゃんと聞いててね」

 「人間の諸君!君たちの人生はここで終わりを迎える」

 野太い声が聞こえたこれが恐らくフィルス王だ。

 「君たちはこれから俺達が放つ大量のフィルスに殺ろされる」

 「そして、この地は私達フィルスの物となるだろう」

 フィルス王は勝利宣言をしていた。

 「残念だったな天理そして鹿黒咲楽お前が止めようとしていた事も無駄となって終わった今だったら私達の仲間にに招き入れてやってもいいぞ」

そんな誘いに乗るわけがないでしょう。

 「それでは良い終末を」

 音声はそこで途絶えた。

 そして、堕天城から大量のフィルスが落ちてきた。

 「これはまずいね急いでフィルスを倒しに行こう」

 私達は駅前へ急いで向かった。

 駅前にはフィルスが逃げ遅れた人やまだ外にいた人を襲っていた。

 「これはまずい!みんな行くぞ」

 私達はフィルスをひたすら倒した。

 でも倒しては出てきてが何回も繰り返された。

 「えい!全然減らない」

 「倒しても倒しても堕天城から落ちてくる」

 「諦めるな」

 私達は逃げ遅れた人を助けながらもフィルスを倒した。

 このままじゃみんなの体力が持たない。


  ────螺旋降葉─────


 あの技は一葉先輩の技。

 「諦めるな私達もついてる」

 風翠のみんなも来てくれた。

 「みんなでこの街を守るネ」

 「取り合いずフィルスが消える時間までこの街を守るんだ」

 みんなありがとう。

 「風翠のみんなありがとう」

 「悠指揮官戦って大丈夫なんですか?」

 「ああ、もう万全だそれにもう指揮官じゃないよ言うならばOBみたいなものさ」

 「相変わらずかっこいいなぁ」

 「おお一葉先輩は悠先輩に惚れてるってやつですね」

 「違う」

 一葉先輩の顔が真っ赤だった。

 「ほら、無駄口叩いてないで倒すぞ」

 私達はフィルスが消える4時まで必死に戦った。

 体はもうクタクタで後半はみんな動きが悪かった。


 そして、4時を迎えた。

 地上にいたフィルスは堕天城に吸い込まれていった。

 時間になっても堕天城が消えることはなかった。

 「よし、ひとまず終わったな」

 「みんな大丈夫?」

 みんな大きな怪我などはないがみんなクタクタであった。

 私達は寮へ帰って倒れるように眠りについた。

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