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箱の中の祝福  作者: 海華
27/41

7天と白竜新たなる問題「其ノ肆」

138

 私はワープに斬りかかった。

 「ワープ!!」

 ワープは私の刀を防いだ。

 「自己紹介は不要な様子だな」

 ワープは余裕そうだった。

 「こいつは」

 「咲楽ちゃんのお兄さんをどこかへ連れていったワープ」

 「私のお兄ちゃん鹿黒悠を何処へやった」

 「ああ、あいつならいつか合わせてやるから焦るな」

 ワープは飛んで距離を取った。

 「みんなまだ終わってないみたいだ気を抜くなやつも恐らくフィルス王の使いだ」

 「フィルス王の使い?違うね俺は別にフィルス王に使えてないただ好きなように放浪してるただのフィルスだ」

 「貴様ッ!」

 「それよりそこの刀の子はあいつの妹か?似てるなあいつも喜ぶだろうなこんなに立派にやってると伝えてやるよ」

 「ふざけるな」

 私は斬りかかった。

 ワープは軽々と避けた。

 ワープ(ほう中々いいな)

 斬りかかっては避けを繰り返した。

 「ワープ悠お兄さんを返せ!」

 「だから今度合わせてやるってしつこいな」

 ワープは私の腕を掴んで投げた。

 「まだまだ」

 「落ち着け」

 綾先輩は私を止めた。

 「行かせてください」

 「闇雲に行っても勝てるわけがないもっと慎重になれ」

 「でも

 「それに」

 真琴は私の肩に手を置いた。

 「そんなにお兄さんに執着するのは君の弱点でしょ?」

 そうだ私は悠お兄ちゃんに執着し過ぎた結果力に飲み込まれた今の一瞬忘れていた。

 「真琴ありがとう」

 「うん一緒に倒そう」

 「そしてみんな力を貸して」

 「ああ、君の兄の仇私らも手伝おう」

 みんな武器を構えた。

 「みんなで来る感じ?まぁいいけど」

 相変わらず余裕そうだ。

 「よしみんな行くぞ」

 私達はワープの方へ走り出した。

 「神の祝福」

 私と三鶴綾先輩はワープに同時攻撃を仕掛けてた。

 「分かりやすい攻撃だ」

 簡単に防がれてしまった。

 「攻撃はもっと意外性と当てるつもりでしなきゃ」

 ワープは話しながらワープゾーンへ入った。

 「逃げられたか?」

 ワープは綾先輩の後ろにワープした。

 「綾先輩後ろ!」

 綾先輩が振り向いた時には遅かった。

 ワープはワープゾーンから出てきて綾先輩を斬りかかった。

 「うっ」

 綾先輩は大ダメージを受けた。

 「綾先輩!よくも」

 真琴はワープを狙撃した。

 「ふっ」

 ワープはまたワープゾーンに入っていった。

 そして真琴の後ろに現れた。

 「いつの間に」

 ワープは真琴を斬りつけた。

 「はい2人目」

 「そんなどうして」

 「そんなの簡単だよ」

 今度は三奈美の後ろに現れた。

 「僕が強いから」

 ワープは三奈美の腹に剣を刺した。

 「うっ」

 三奈美はその場へ倒れた。

 「三奈美!」

 三鶴はワープの方へ走ったそして槍で攻撃した。

 「君が1番弱いね」

 ワープは槍を素手で止めてそのまま三鶴を投げ飛ばした。

 「クソ!」

 三鶴の落下地点にワープがワープしたそして。

 「はい、おしまい」

 ワープは三鶴の腹に剣を刺した。

 「ぶはぁ」

 三鶴は吐血して倒れた。

 咲楽(三鶴!)

 「後は君だけか」

 「よくもみんなを」

 私は紫のメダルを使った。

 「堕天!」

 「来たよ来たよフィルス王の力」

 「ワープ!」

 私はワープの方へ全力で走り大鎌で攻撃した。

 「おおやっぱ強いなさっきとは別人だな」

そう言いながらも軽々と避けた。

 今度は脚を大鎌で払ったがそれも簡単に避けられてしまった。

「良い良いぞ」

 ワープは何故なテンションが上がっていた。

 攻撃しては避けられを繰り返した。

 その度ワープのテンションは上がって行った。

 「さすが黒竜だ」

 クソこのままだと思った時ある技を思い出した私は白竜と対象になる存在なら私もあの技をだせるはず。

 私は体中に力を貯めた。そして目の前に黒い大きな球を作った。

 「おお!すごいパワーを感じるぞ」

 私はあの技を出す準備が出来た。

 

  ──────ハイドロポンプ黒──────

 

 黒いビームをワープに撃った。

 命中した。

 しかし、効いてる様子はない。

 「流石黒竜でも」

 ワープは大量のワープゾーンを出した。

 そしてワープはそのランダムなワープゾーンに入ったり出たりした。

 「何処?」

 「ここだ」

 ワープはワープしながら攻撃した。まるでワープが何体もいるような感覚だった。

 「俺の方が上だな」

 「ワ、ワープ」

 私はその場で気を失った。

 全滅した。


 139

 「咲楽ちゃん!咲楽ちゃん」

 誰かの声がする目を開けると前には真琴がいた。

 そして知らない所にいた。

 「真琴?ここは?」

 「ここは病院だよ!あれから私達は千織さんが病院に運んでくれたんだって」

 真琴は確か思いっきり刺されたような。

 「真琴もう大丈夫なの?ワープに刺されてたけど」

 「うん、大丈夫では無いけど動ける程度には回復した」

 「他のみんなは?」

 「みんな大丈夫命に別状はないって」

 私はそれを聞いて安心した。

 「それでみんなは」

 「みんなはもう帰ったけど私はまだ咲楽ちゃんが目を覚まさなかったからまだ残ってたの」

 「そっか私達は負けちゃったんだね」

 「うん」

 「でもまだやれるあいつにフィルス王の事そしてお兄さんの事聞かなきゃいけないし」

 私は起き上がろうとした。

 「無理しないで無理に立たなくても大丈夫たもからそれに」

 「咲楽ちゃんが1番怪我が酷かったらしいの」

 「え?」

 「切り傷が1番多くてしかも筋肉が固まってるらしい」

 「でも筋肉が固まるような動きはして…」

 いや、恐らくあれかな?

 私は真琴にその技のことについて話した。

 「多分そのせいだね肆神が使う技だからね人間が使ったらどうなるか分からないよ、今回はこれぐらいで済んだけどさ」

 「ごめん私またやっちゃった」

 真琴に無理はしないって約束したのにまた。

 「もう、本当に咲楽ちゃんったらそんな悲しい顔しないで今回はみんな生きてたんだし良かったじゃん」

 どうやら真琴に気を使わせてしまった。

 「でも、その技は封印してね」

 「分かった約束する」

 「じゃ私は先帰ってるから無理に退院しようとせずゆっくりしていってねじゃあね」

 真琴は病室から出ていった。

 そんなこと言われたら動きたくなるでも体が思うように動かないまるで固められてるみたいだ。

 「はぁ今回は諦めるか」

 私は諦めてゆっくりした。

 それから色々な人がお見舞いに来てくれた。

 澪先輩や和也くん潤くんそして寮のみんな天理の仲間みんな私はみんなに愛されてるなと思いなかみら入院していた。

 入院から1週間が過ぎた。

 私の体も元通りになり動けるようになった。

 そして、今日退院した。

 久々にみんに会えると少し楽しみにしながら寮へ戻った。

 私は寮の扉を開けた。

 「みんなただいま」

 「おかえり咲楽ちゃん」

 「おかえり退院すらなら電話ぐらいよこしなさいびっくりしたでしょ」

 「おかえり無事退院できて良かった」

 「おかえりもう大丈夫なのか?無理はするなよ」

 みんな元気に迎えてくれた。

 私は1回荷物を置いて部屋で休んでいた。

 夜になりロビーへ向かった。

 「よしみんな集まったな今日集まって貰った理由は言わずとも分かるな?」

 みんな無言で頷いた。

 もちろんワープへの対策だろう。

 「やつは剣の腕も強いそして何より厄介なのはあのワープだあれを使って何処へでも行ってしまう」

 「あのワープゾーンのせいでこの前全滅したしね」

 「何か対策を考えなければな何かいい方法はないか?」

 みんな無反応だそれもそうだあんなチート級の技使うやつにどうやって挑めばいい?

 「見てた感じワープゾーンの位置に規則性はないわ、しかも何処へでも置けるし何処へも飛べるだからワープゾーンを見たらワープゾーンから離れるそれ以上対策はないわ」

 確かにそうだでも、それじゃいつになっても攻撃は当たらないし逃げてるだけだ。

 「う〜ん難しいねやつを倒すのは」

 「確かにな」

 聞き覚えのある声がしたらそして声の方を向くとそこにはワープがいた。

 「ワープ!」

 私は戦闘態勢に入った。

 「おっと今日は戦いに来たわけじゃないからそうかっかするな」

 「貴様どうやって入った」

 「そんな愚問だろ?自分で答え言ってたじゃん」

 ワープはどこへでもワープできる寮に侵入するなんて奴からしたら朝飯前だ。

 「よくこの場所がわかったな」

 「さっきたまたま黒竜がこの寮に入ってくの見かけたからねワープゾーンで侵入しただけ」

「それより黒竜退院おめでとう」

「誰のせいで入院したと思ってるの?」

「そっかそっかアハハ」

 ワープの態度にイライラする。

 「それで今日はなんの用だ?」

 「いや、挑戦状を叩き付けにきただけだよ」

 ワープは挑戦状と書いた紙をテーブルに叩きつけた。

 「明日の夜ここから5km先の廃パチンコ屋で勝負だあと、鹿黒悠も連れていくよって書いてあるから」

 「全部言ったら挑戦状書いた意味なと思うけど)

 ワープも恐らく馬鹿だ。

 「あ、そうかまあそういう事で」

 ワープはワープゾーンをだした。

 「あと、もし来なかったら鹿黒悠を殺すからねバイバイ」

 ワープはワープゾーンに入って何処かへ消えてしまった。

 「グズグズしてられないなどうするか一刻も早く決めないと悠先輩が危ないな」

 結局みんなで色々考えたがいい提案は思い浮かばなかった。

 この調子で明日を迎えるのは怖いがそんな事言ってる場合でもないだって悠お兄ちゃんが人質になってるからね。


 明日は絶対に助けるからね悠お兄ちゃん。


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