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箱の中の祝福  作者: 海華
26/41

7天と白竜新たなる問題「其ノ参」

136

 あれから1週間が立った。

 学校では天は急な転校という形になっていた。

 そして、蒼月寮は以前より会話や笑顔が減ったみんなで話す事もほとんどない。

 しかも、真琴はショックのあまり3日ぐらい部屋から出てこなかった。

 でも、こんなのでいいなんて私は思ってない天との約束を守る為にもね。

 「すまない急だがロビーに集まってほしい」

 ドアの前で綾先輩の声が聞こえた。

 私はロビーへ集まった。

 みんな集まって居たがしんみりとしていた。

 「みんな、その、あれだなこう集まるのも久しぶりだな」

 綾先輩はみんなを励まそうと声をかけるも空回りしていた。

 「そんなことの為にも集めたん出したら私部屋に戻ります」

 真琴は部屋に帰ろうとした。

 「いや、ちゃんと他に用はある」

 「みんな、気づいていると思うが前に立てた肆神を倒せばフィルスはいなくなると言う仮説は潰れた」

 「恐らくフィルス王を倒さない限りフィルスはこの世から居なくならないであろう」

 「今後もフィルス退治に協力してくれ」

 「でも、肆神が居なくなった事で大きな被害は減っているから全く意味がなかったって訳じゃないですよね?」

 「ああ、その通りだ」

 「問題はここからだフィルス王の情報をいまだにない」

 「恐らくメイ、ユイなら知っているかもしれないです」

 「確かになあの子らはフィルス王の使いだからな」

 「だからあの子らと接触した時に聞き出すしかないですね」

 「そうね、だからいつでもあの子らと接触しても良いように自主練は常日頃しておくことだね」

 「そうだな、彼女らはとても強いからなでもみんなならきっと勝てるだから希望を持とう」

 「無理じゃないですか?」

 真琴の方からか細い声が聞こえた。

 「努力したって勝てないよだってフィルス王の使いだよあの子に勝てる天理はこの世にもう居ないんだよもういっその事諦め…」

 私は天の願いを踏みにじるような発言が凄く腹が立って真琴の顔面を殴った。

 「咲楽ちゃん!」

 「ちょっと」

 「よせ!ここで喧嘩してもどうにもならない」

 私は真琴の胸ぐらを掴んだ。

 「ねぇ真琴、天の最後の言葉聞こえなかったの?」

 「聞こえたけど私達には無理だよだって私達の攻撃は一切通用しないんだよしかもその上にもっと強いのがいるだよどうやって倒せばいいの?いっその事私達も死んだほうがま…」

 私は真琴にもう1発殴った。

 「うっ」

 「なんでよ、なんでやる前から諦めるの?真琴は誰よりも努力家でめげなかったのにどうしたの?」

 「だって」

 私は真琴を抱きしめた。

 「うっ」

 「辛いのは一緒だよ私もすっごく辛いし悲しいみんなそうだよだからこそ天の願い叶えてあげようよ」

 「でも怖いもんまた誰かが居なくなるのは嫌だよ」

 真琴は泣きはじめた。

 「私も怖いよでも元を立たないと一生怯えて暮らす事になるよそんなの誰も望んでないよ」

 「真琴頑張ろうみんなならきっと勝てるよ」

 私は真琴を再度抱きしめた。

 「うん、やってみる」

 2人は泣きながらしばらく抱き合った。

 しばらくして。

 「よし、これからもフィルス退治頑張ろう目指すはフィルス王撃破だ!」

 すっかり元気を取り戻した。

 「それと、みんなごめん私これからどうしたらいいか分からなくて今まで当たり前がなくなって怖くなっちゃってつい変な事いって」

 「ふん、元に戻って良かったわ」

 「うんやっぱり元気な真琴ちゃんが1番だな」

 「ああ、振り切れたみたいで良かった」

 「真琴、殴ってごめんね」

 私は頭を下げた。

 「いいって私が変な事言ったのが悪いんだから頭上げて」

 「これからもよろしくね咲楽ちゃん」

 「うんよろしくね真琴」

 2人は硬い握手をした。

 「あ、でも凄く痛かったから明日ケーキ奢って」

 「うん分かった」

 「やった!」

 本当に真琴は。

 でも、元に戻って良かった。

 あれから蒼月は元の明るさを取り戻した、そして私達はフィルスを倒して日々鍛錬を積んでフィルス王の使いそしてフィルス王に挑む準備をしていた。


 137

 私は普段通り学校へ行き部活へ行き帰って鍛錬を積んだ。

 私は裏庭からロビーへ戻ると警報が鳴った。

 フィルスが現れた。

 「場所はここから10km先の廃病院でフィルスが現れました」

 「ありがとうございます」

 「みんな準備はいいな」

 みんないつもより気合いが入ってる。

 「まって場所はどこって言いました?」

 「10km先の廃病院です」

 「ひぇぇ」

 真琴は変な声を出した。

 「どうしたの?」

 「廃病院って事はオバケフィルスとか出るのかな?」

 「出てもおかしくなよね、なんか楽しみだね」

 「た、楽しみじゃないよ嫌だよ私オバケ嫌いだもん」

 真琴は凄く嫌そうにしていた。

 前にオバケ苦手って言ってたね。

 「私残ろうかな?」

 「何言っての?ほら行くよ千織さんが車出してくれるし」

 真琴は三鶴に引っ張られていた。

 「嫌だ嫌だ残るもん」

 真琴は子供のように駄々をこねていた。

 「はぁそれより咲楽さっき楽しみって言ってなかったか?」

 「はい、私オバケとか妖怪とか好きなんですよ」

 「意外だな」

 「あ、因みに真琴には言わないで欲しいんですけど」

 私は綾先輩の耳元でささやいた。

 「これから行く廃病院オバケでるらしいですよ」

 「な、」

 綾先輩の顔が真っ青になっていた。

 恐らく綾先輩もオバケダメだったんだ。

 「行きましょう綾先輩」

 「すまない私は今日は残る事にした」

 私は綾先輩を引っ張った。

 「ほら、行きますよ指揮官なんだからオバケにビビってたら後輩に示しがつかないでしょう」

 「嫌、私は残る嫌だ」

 綾先輩を強引に車に乗せた。

 2人は車で震えていた。

 そんなに嫌なんだ。

 そして、現場に着いたが2人が中々降りてこない。

 「真琴それに綾先輩まで」

 「済まないが今日は3人に任せてた」

 そんな綾先輩を見て三鶴はため息をつきながら強引に車から下ろした。

 「ほら、行きますよいつもオバケより怖いものと戦ってる自覚ないんですか?フィルスがOKでオバケがダメだなんておかしいでしょ」

 「嫌だ嫌だ」

 「ほら、フィルスに比べたらオバケなんて怖くないよ」

 「怖いよ」

 「それに君が変な話するから」

 「もうシャキッとしなさい」

 三鶴がややイライラしていた。

 「そういえば三奈美はオバケ大丈夫なの?」

 「うん、私は会ってみたいとまで思ってる」

 私と同じ思考の持ち主だ。

 「もう、2人とも話してないで手伝いなさい」

 3人を説得しながら廃病院に入って行った。

 私と三鶴で前を懐中電灯で照らし後ろで綾先輩と真琴が震えていて三奈美が後ろで見守ってる。

 「ねぇ今何か音しなかった?」

 「バカそんな訳ないだろう脅かすな」

 2人は相変わらずだ。

 隣では三奈美はウキウキだった。

 @みんな止まって」

 三鶴が何かに気づいたみたい。

 「どうしたの?」

 「向こうで声がした気がする」

 「ひゃ」

 「もしかしたら向こうでフィルスに襲われてるかもしれない急ぎましょう」

 私達は急いで声の聞こえた方に向かった。

 そこには雑魚フィルスがいた。

 「オバケ!」

 「フィルスよ」

 「さっ、さっさと終わらせよう」

 私達は着装した。

 「あのフィルスいつもより動きがが早い」

 「気をつけて戦ってくれ」

 「じゃ撃つよ!」

 真琴はライフルで戦闘にいたフィルスを撃った。

 前の方にいたよフィルスは消滅した。

 「速さ以外はいつも通りのフィルスっぽい」

 「ナイスだ真琴!」

 「よし」

 綾先輩は私と三鶴の肩に手を置いた。

 「2人とも行ってこい、私は真琴と三奈美を守っている」

 まだビビってる様子だ。

 「ふだけないでください前線でしょう?行きますよ」

 「まて、オバケがいるかもしれない」

 三鶴は半ば強引に綾先輩を押して前線に向かわした。

 私は刀で斬り、綾先輩はスピアで突き、三鶴は槍を振り回した。

 「よし、咲楽行くよ!」

 「うん」

 三鶴の槍がまた光だした。

 三鶴は槍で残りのフィルスを飛ばした。

 今だ!

 私は壁を走った。

 「この狭さと量なら簡単だ!」

 「桜居合忍!」

 残りのフィルスを一掃した。

 フィルスは全滅した。

 「ナイス咲楽」

 「三鶴もありがとう」

 2人はグーパンチした。

 「そういえば三鶴ちゃんの槍また光ってたけどあれって必殺技?」

 「私にも分からないんだよね、たまにここで決めるって思った時に光出すんだよね」

 どうやら三鶴も何か分かってないみたい。

 「もしかしたら、必殺技使える日も近いかもね」

 「そうだと嬉しいんだけど」

 「きゃぁぁ」

 真琴の悲鳴が聞こえた。

 「真琴どうしたの?」

 真琴の方へ駆け寄った。

 「あれ?」

 真琴が指さす方を見るとヒトダマみたいなのが浮いていた。

 「帰ろ帰ろ!」

 「そうだな早く撤退しよう」

 「いや、勿体ないもっと近くで見に行きましょう」

 「確かに近くに他のオバケもいるかもしれないだってここは」

 「出る廃病院だからね」

 「もう無理帰る」

 「ああ私もこの病院からは出るぞ」

 2人は走って出ていった。

 「2人とも行きましょう」

 「でも」

 「いいからほら」

 「勿体ない」

 私達は病院を出た。

 「早く撤退するぞ!」

 凄く怖がってる2人を遠目から見ていた。

 「しょうがない帰るか」

 私達は帰ろうと廃病院を出ようとした。

 「へ〜凄いじゃんメイ達が言ってた通りだ」

 後ろから声がした。

 振り返ると人が入るぐらいの白いモヤが現れた。

 そして、その中から何か出てきた。

 「さすが肆神を倒しただけの実力はある」

 見た目は白くワープゾーンから出てきたって事は。

 私はこの瞬間察した。

 こいつは悠お兄ちゃんをどこかへやってしまった犯人。

 ワープだと。

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