狂気の女
第一話狂気の女
少年はある夢を見ていた
少年「何だここ……暗くて何も見えないし足に何か繋がれていて動けないな…どうしようか…」
???「あ…ダズゲ あ……あぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
少年「何だこの声!?気味が悪いな…早くここから出ないとなにか無いかな?」
10時間後……
少年「何もない…しかも結構な時間経ったのにお腹もすかないし喉も乾いてない一体どうなっているんだ?」
???「がぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」
少年「何だよ急に喋りだして…」
ギィィ…
少年「!」
謎の女「こんにちは坊や、急なんだけどこの斧で隣りにいる人を殺して頂戴?」
少年「…………何を…言ってるんだ?」
謎の女「おや?聞こえなかったのかな?だから隣の人を殺して欲しいと言っているんだよ」
少年「やだ!絶対に嫌だ!人はそんな乱雑に扱ってはいけない!」
少年は手に持っていた斧を謎の女に投げた
謎の女「おやそうかい…私に反抗するのかい…」
少年「僕はあなたの思い通りに動くもんか!」
謎の女「なら無理矢理させてもらおうかね!!!!」
謎の女は落ちていた斧を取り急に自分の体を傷つけだした
少年(この人はやばい…逃げないと!!よしこの扉から早く逃げよう!)
少年は女が入ってきた扉から逃げ出した
少年「ハァハァハァハァ…ここはどこだ?見覚えがない…それよりもあの人が来る前に逃げないと……!」
謎の女「……チッ逃げられたか…早く追いかけないと…」
少年「あっ!町だ!ここは奈良市か?何でこんなところまで…」
謎の女「逃さない逃さない逃さない逃さない逃さない逃さない逃さない逃さない逃さない逃さない逃さない逃さない逃さない逃さない逃さない逃さない」
少年「何であんなに速いんだよ…早く逃げないと!」
謎の女「見つけたよ…」
少年(くっそ…距離がどんどん縮んでるこのままじゃ追いつかれる…!あっそうだ建物を使えば…)
謎の女「ちょこまかと逃げやがって…もういっそ全部破壊しましょうか…」
女が持っていた斧を振り回すと建物が一瞬にして消え血の雨が降り出した
少年「何だ…何の揺れだ?しかも赤い液体が降っているし…」
グシャ
少年「ひっ…人?!?!何で…何で!あいつまさか建物ごと切ったっていうのか?!」
謎の女「御名答!」
少年「あ…あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
謎の女「逃げても無駄だよ防や」
少年(あいつの言う通りだ建物の中に隠れても壊される走っててもいつか追いつかれるどうすれば…)
謎の女「早く諦めなよ」
少年「一か八かだやってやる!」
謎の女「建物の中に隠れたって意味ないのに…」
少年は階段の先に大量の荷物を置いていた
少年「よしこれで…あいつがきたときに落とせばいけるはず…」
謎の女「はぁ…あれつかれるんだけどもう1回やるか…」
少年「うわ!また使われた」
グチャグチャグチャグチャ
少年「何でこんなに大量に死体があるんだよ…登るときは人1人居なかったのに……」
謎の女「やっと見つけた…」
少年「あ……あぁぁ!アァァァァァ」
朝
「次のニュースです。奈良県桜井市に住んでいる少年が昨夜から行方不明となりました特徴は10歳の少年で来ていた服は青色だったそうです。見つけたら警視庁までご連絡下さい。」
謎の女「うふふ…またいい子が手に入った、次はどの子にしましょうねぇ?」