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怖い話短編集  作者: 中須ゆうtive
5/11

幽霊タクシー

友達と遊び、すっかりと暗くなってしまった。

夜の11時ということもあり、私はタクシーを利用することにした。


麻衣「遠藤邸までお願いします。」


運転手は無言で車を発進させた。

私は愛想の無い人だと感じつつ、きっとタクシーの運転で疲労しているんだろうと予想した。


私は話しかけずにスマートフォンを弄ることにした。

30分程経っただろうか、外を見ると全く知らない場所だった。

ごみ捨て場が近くにある。


私は不審に思い運転手に話しかける。


麻衣「あの!ここ遠藤邸じゃありません!」


運転席を覗いてみると人間サイズの人形があった。


麻衣「え?人形?」


私をここまでタクシーで運んだ運転手は人形だった。しかし、人形がどうやって運転をしたのだろう。私はゾッとしてタクシーを降りる。

すると、あちこちから人影が見えた。

私はスマートフォンのライトで照らす。

そこには私を囲む人間サイズの人形達がいた。


人形「ナ...カ...マニ...ハイ...レ」


麻衣「きゃあああああああああああぁぁぁ!!」


私は無我夢中で走って逃げた。

その後のことは覚えていない。

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