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怖い話短編集  作者: 中須ゆうtive
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SNS

私はSNSをやっている女子高生だ。

最近は変なメッセージが来る。

「いつも見てるよ」とか「一晩中一緒だよ」や「キスしたい。付き合おう」といったものだ。


最近は学校の登下校でも視線を感じる。


麻衣「図書館で本読んでいたら夢中になりすぎちゃった。もう夜の7時だよ〜!」


私は暗い夜道の中、帰ることになった。

街灯も少ないので不気味さが増す。

その時、後ろから視線を感じた。


麻衣「誰っ!?」


振り返ったら、そこには誰もいなかった。

気の所為かと思い歩き出す。


麻衣「誰もいないよね...」


ホッとしていると着信音が鳴る。

携帯電話をチェックする。


麻衣「もしもし」


男「一晩中一緒だよ」


麻衣「え?」


背中に寒気が走る。


男「キスしたい。付き合おう」


麻衣「きゃああああああああ!!」


私は振り返らずに全速力で走った。

どのように帰宅したのかは今でも思い出せない。

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