表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

6/24

攻略難易度SSランク、冥界の王ハーデスと狂気の女ミオリ


5/27 放課後 新宿 ビル オフィス


ユウが顔をしかめている、何度もエリとリナの方を見て

その度に躊躇う様にしていたがとうとう口を開く。

例の彼女の事だ。


「今日ダンジョンに潜る前にさ、聞きたいんだけど

というより相談なんだけど。」


「なに?」


「ミオリと今度デートしに行くんだけど」


「いってらっしゃい」


気だるそうにリナがスマホをいじりながら言った。


「......困るよぉ、毎日LINE来るし

通話しよってLINE来て

断る理由無くて、電話に出る時は3時間以上

話しっぱなしだし,,,,,,」


リナは


「ミオリちゃん可愛いしいいじゃない?」


と言い


エリもコーヒーを淹れながら


「ユウ君らしくないですねー」


と言う。


「違うんだよおぉぉぉッ!!ミオリは可愛いだろうけど

友達としか見れないし

なんていうか、ストーカー気質ってか重いってかさー,,,,,,

それに僕好きな子いるしさ.....」


ミオリは確かに綺麗になった、傍から見れば美形だろう

以前のどん臭いイメージももう消えたが、僕は香椎リナの事が好きだ。

1人の女性に盲目になっている時に別の女性なんて目に入らないし

ミオリの好意は強すぎて狂気を感じる。


「へー、同学年の子?」


エリが聞いた。


「......」


リナは少し黙った。


「香椎リナ」


僕は言った。


「へぇーっ!リナさん良かったですねー(イラッ)」


「///ッて茶々けた事はいいから潜りましょう、

ちょっと今日は奥の方に行くわよ」


「デートはどうしたらいいの?」


「あんたねぇ、きっぱり断るのも相手の事を思ってする事よ?

あんた自身で決めなさい?

......まぁでも今の関係の維持を進めるわ

ジョーカーの件もあるし、あの子の性格上、振られた途端

殺しにかかってくるかもしれないから」


デートには行きなさいよとリナは言いながら

僕たちはゲートに潜った。


◆◇◆◇◆◇◆


ギリシア神話の世界 新宿 オリーブの木前


ヘラクレス関連のエリアはこの二週間で大分攻略していた。

僕は装備を大幅に変えていた


リナは僕に優先的にカードを割り振ってくれた。




ユウ 役割 ダイヤの9 A ディオメーデース 狂戦士


   装備 クラブの9 A ヒュドラ 猛毒の短剣


   能力 ダイヤの9 A ケルべロス 身体能力強化


   使役魔 スペードの10 S ゲーリュオーン




「ハーデスのいる冥界

さらにその奥のティーターン族を幽閉したタルタロスと

ゼウスの宮殿どちらを目指す?」


「......」


入ってから僕はエリさんに言われた事を思い出していた。


オケアノス攻略は相当厳しかった。

戦いは勝ったが、これから向かおうとしている場所のクエスト難易度は

冥界 攻略難易度 SS

タルタロス 攻略難易度 SSS

天界 攻略難易度 SSS


とある。


「こちらがヘラクレスを使役している事が

知れ渡れれば、もしかしたら神話の因果関係が

動き出すかもしれないから

慎重に使いなさい


それと、君相当引きが良いみたいだから

ダンジョンの奥深くまで、

ヘラクレス無しでもこの役割で行けるわ


リナの事はあの子大分プレイング上手いから

このままで大丈夫


でもいざとなったら守ってあげるのが

男って物よ、期待してるわ」


だとしたら、ゼウスとヘラクレスの因果関係は親子としか

分からないが


ミオリは間違いなくヘラの怨恨があるゼウスを目指す。

だとしたら僕は冥界のハーデスを目指そう。


ジョーカーじゃないとしても倒せれば戦力になる

もしかしたら交渉ができるかも知れない。


リナとのエッチ、リナとの日常天秤にかけて大きいのは

僕にとって今はリナとの日常だ。


......慎重に行こう。


「冥界にしよう、危なくなったら戻れる様に

少し怪鳥と霊鳥を狩るぞ」


「了解、冥界の入り口は貴方が見つけた村の他にも

村があるみたいだし、そこで聞いてみよう」


僕たちはオケアノスを探していた時に

見つけた海の近くの村まで向かう事にした

大怪鳥のカードを使った。







ギリシア神話の世界 荒野 高台


「ヘラ、貴方のサーチ能力って神話通りね?」


「私があなたの使役魔になったのも、きっと偶然じゃなさそうね」


ヘラが言う。


「ふふっ......逃さないんだから......ユウ」


ミオリが笑った。


◆◇◆◇◆◇◆


ギリシア神話の世界 海沿いの村


村に来た時代にそぐわない格好の僕たち見て村人は驚いているが

トップアイドルリナの天性スキル「愛嬌」で

なんとか、冥界への出口を教えてくれた


村の中に何人か巨乳パツキン美女が居たので

僕は声をかけた。


「僕の童貞いりませんか」


無視された。


「そんな減るもんじゃないし......」


と続けようとした所でリナにひっぱたかれた。


後でヘラクレス仕掛けてカードにして使役してやるパツキン女共が


冥界への入り口を目指す途中でリナが言う。


「あんたさ、私が好きとか言っておきながらなんであんな事する訳?」


「男ってそういう生き物なんだよ」


「ミオリにさせて貰えばいいじゃない」


「あれは駄目だ、こう向こうが用意してたゴムにこっそり

穴開けられて妊娠されて、学生結婚まで持ち込まれない

それに僕は愛されるより、愛したい」


ギリシア神話 高台


ヘラがユウ達の動きを前方に映し出してる。


「......ミオリ何か言ってるわ」


ヘラがミオリを見るとわなわな震えて

唇から血が出ている。


ポタポタっと落ちて、地面に真っ赤な小花が咲いた。


「流石に僕はそんな事しないよ......

ユウだってなんだかんだ言うけど、僕の事をもっと

知れば、僕との子供欲しくなるさ

だから、そんな女見てないで、僕を見て

僕の事好きになって、獣の様に僕の事孕まして

ふははははッ!!」


「......私ってこんな感じだったのかしら?

シュウは何しているのかしら?」


シュウは口説き落とした巨乳パツキン美女と

イチャイチャしている。


「あぁ.....こんな感じで、僕がジョーカーを

倒せば、リナも僕の事を好きになるんだ......」


「ちょっと、あなた達いい加減になさいな!!

そんな妄想してばっかじゃ

欲しいもの手に入れられないわよッ!!

行動あるのみ、さぁ出発ッ!!」


ヘラは魔法で巨乳パツキン美女を吹き飛ばし

ミオリの手を引っ張った。


「あぁッ!!リナぁッ!!」


「ミオリは少し病んでるけども、こいつは特に問題だわ

おまけに向こうみたいな優秀な監督もいないし......

この前もすぐにシュウとイチャついてゲート開けっ放しに

しちゃったまま帰ってしまったし、ミオリはさっさと帰るし

開けっ放しにされたゲートから出てきた敵があの程度で良かったけど

......何故使い魔の私が、リーダーをしなくちゃいけないの......」


冥界への出入り口


「移動スキルカードも手に入れたし入るよ?」


「ずぷっ」


僕を無視してリナは先に進んだ。


辺り一面薄暗くなった、なにか寒気もする。

大蛇や亡者、それに屍を蹴散らしながらどんどん先に

進む。


第一層を突破した。


ここからは敵も5~6のランクが出てくる。

神の兵の亡霊など、中々に面倒臭い。


三頭三体の怪物ゲーリュオーンを前に出して

蹴散らす、こいつに任せればこの位のランクなら

神の兵の亡霊にちょっと手こずる位か。


「冥界らしいじゃない?、怖い」


「別に、ミオリのが怖い」


冥界第二層に突然声が響き渡る。


「さっきからなんなんだよおおおおおお

おおおおおおおおッ!?」


「ミオリ!?」


僕たちは驚く、何故ここに!?


「馬鹿、ミオリッ!!ハーデスの所まで待つ予定だったでしょ!?」


隣の人妻ヘラが言う。


「うるさいいいいいいいぃぃッ!!、ユウ全部聞いてたよ?

なんで僕の事そんなに悪く言うの?、僕とっても悲しいよ......。」


「ご、ごめんミオリ、悪気は無いんだ......」


げっ!?、あのユウがまともに謝っているよ...

とリナは驚く。


ミオリの方を見る、

確かにこの子はちょっと怖いかな......

日本人形みたいな繊細な顔つきと、綺麗な黒髪してるけど。

日本人形みたいな怖さがあるわ......。


「何僕の方見てるんだよッ!!、ヤリ○ンッ!!」


(......はぁッ!?)


「ちょっと待って、私がどこで、誰とヤッたのよ!?」


「うるさい、うるさいッ!!ユウに近寄るヤツはみんなヤリマン

だぁッ!!、あああああッ!!、ムカつくううううッ!!」


涙を流しながら、半狂乱のミオリは

ミオリと冥界にびびりまくっているシュウの顎を

思いっきりグーでぶん殴った。


「??」


わけも分からずミオリに殴られて動揺しているシュウを見て

ユウとリナは初めて彼を哀れんだ。


「ミオリ落ち着いてくれ......」


ユウが必死になだめる......。


「ミオリ、来るわ」


三人の巨人が来る


「アイアコス、ミーノース、ラダマンテュス......冥界の裁判官よ」


ミオリが馬鹿みたいに騒ぐからこんな浅い所に来ちゃったじゃない

こいつら3人とも位階10、ランク、S並よ?

まぁ、私の敵じゃないけど、冥界の王を呼ばれたたら流石にきついわ

ヘラは冥界の裁判官3人を見て言う。


「何故、貴殿がここにいるのですか?」


アイアコスが言う。


「......ちょっとハーデスと話がしたくて」


......こうなったら冥界の王ハーデスに直談判をしよう

彼とは交渉できるかも知れない。

できなかったとしてもハーデスと私がやりあったらどちらもただじゃすまない

入り口まで戻してくれるだろう。

ただもしもの事を考えて少しでも、敗北の要因は消さないと

本当はゲーリュオーンとリナのペガサスをぶつけて

冥界の王ハーデスとペルセポネーを潰すつもりだったけど

ミオリがこうなった以上。


「じゃあ僕の事好きって言ってよユウ?、僕と赤ちゃん作ってくれる?」


「あ、その......それは話が飛びすぎというか、ミオリの事は好きだけど

僕ら、まだ友達だろ?、そんないきなり、赤ちゃんとかその......」


「やっぱり嫌いなんじゃんッ!!うわああああああああああんッ!!」


「ミオリッ!!本当に黙ってお願いッ!!」


「その様に冥界を騒がすなら、ヘラ様といえど....」


「力ずくで......」


「ちょっとミオリッ!!、命令をッ!!、命令が無いと

上級魔法は使えないわ」


「うわああああああああああんッ!!」


「シュウ、シュウ、......こいつ気絶してるッ!!」


シュウは泡を吹いて気絶している、こいつなんなの?

ヘラはユウ達の方を見た、魔力供給が無いと私は

せいぜい位階J並の戦闘力、それでも3人はきつい。

......こうなったら。


「あなた達力貸してくれる?」


「僕はミオリをなだめないと......」


困った顔でユウが言う。


「貴方そんなキャラじゃないでしょ......!!」


ヘラはリナの方を振り向く。


「リナ、援護してッ!!」


「オッケーさぁ行くよッ!!」


リナは片腕を突き出し、客達をめがけてハートを射抜くアイドルの様に

ポーズを取る。


「ようこそッリナの舞台へッ!!、いでよ我が使役魔!!ハートの10

ゴルゴーン三姉妹ッ!!」


綺麗にカードを片手の指にはさみ

それを冥界裁判官3人に向けて言った。


「リナの役割は、クラブの6、セイレーン、魔道士ッ!!」


ポンッと、とんがり帽子にミニスカ、マントの萌え魔法使いの姿に変わる。


「武器はハートの5、下級天使、弓ッ!!」


カードを持ってない方の腕に弓と矢が現れる。


「そして能力はダイヤのJ、ペガサス、ランクSS、最上級風属性、疾風の加護ッ!!」


「いちいちそれ言う必要ある?」


ヘラが言い、短剣を魔力生成した。


「私とゴルゴン三姉妹が肉弾戦持ち込むから、後ろで援護をッ!!」


身長170cm位のヘラが器用に身長5mのアイアコス、ミーノース、ラダマンテュス

の攻撃を避けて、足を短剣で切りつける。


ゴルゴン三姉妹もそれに続く


メドゥーサが重い一撃を食らってダウンする、その隙に手から飛び移り

ミーノースの目に短剣を刺す。


ひるんだミーノスにリナが、弓でトドメを刺す、残り二体だが

ヘラ以外満身創痍にしている。


ヘラもひきつった顔をしている、その時。







「何事だ」




低い声が冥界の空気を変えて揺らす。

冥界の女王ペルセポネを隣に置いた冥界の王ハーデスが現れた。


「......ヒックッ!、ヒックッ!」


「いやこの先どうなるか分からないよ?人生なんてさ

でも、今はミオリの事友達としか思えないって言うか

いや本当これからわかんないよ?

でももっと周りを見てみろ

僕なんかよりいい男たくさんいるじゃないか?、

いや何もだからミオリの事突き放すって訳じゃないけど

そのミオリの視野が狭いとこって良くないと思うんだ

いや良くないっていうか

人生損する生き方してるっていうかさ.......」

読んでくれてありがとうございます。

もしよろしければ、ブックマークや評価をお願いします。


こういうところ直してほしい、こういう文体がいいなど

改善点の意見はどんなに厳しいものでも参考になるので

気軽に貰えたらとてもうれしいです!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ