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イケメン槍使い伊集院シュウVS竿付女ソラ

影の国


真っ赤な夕日が出て、僕らを照らす

僕は真っ暗な影に覆われてるスカアハの城の城門を開けた

ぱあっと夕日が顔を照らしつける。


待ち構えてた様に槍を持った気取った男がいた。

夕日をバックに黒い影を作っている。


「スカアハの出番は無いよ」


「き、貴様は」


「......そう僕は」


「「伊集院シュウッ!!」」


シュウの声が轟く。


「クッ......!!、なんてかませ犬感半端ないんだ」


「一応僕の責任だし、シュウの事ボコボコにして

連れて帰るよ......カード、フルセット!!」


ミオリが叫ぶ、カードから武器や使役魔が出て

ミオリを包み、ミオリの前にでる。


「クッ......!!、なんて便利な言い方なの

......いちいち唱えてた

私が馬鹿みたいじゃないッ!!」


リナが憤慨する。


おおッ!!、官能大魔王ミオリがまた見れるのか

リナにバレない様にスマホで盗撮しなくちゃ。

僕はウキウキしながらポケットのスマホを掴んだ。


ミオリの姿が変わる、しかし......。


「......あ、あれ?」


......確かにエロい事はエロいんだけど

黒い鎧が白くなってるし、胸もせいぜいあのIカップから

Cカップ程度になっている。


股間を隠す薄いプレートは白いレオタードになっているし

爪もなんか貧弱だぞ?、......○ニーや○ップルから規制食らったのか!?


「ハーデスッ!!どういう事ッ!?」


「......わしゃあ知らんよぉ、なんか力が出んしのぅ......」


ハーデスも威厳たっぷりの冥界の王から、いままさに冥界行きに

なるかもしれない真っ白なおじいちゃんになっている.。


「なんだぁそれ.....ミオリいいいぃッ!!」


シュウが叫びながら槍の反対の先でミオリをぶつ。


「きゃあッ!!ユウッ!!助けてッ!!」


......あれ?僕らの猛攻を弾いてたあの無敵の鎧

アイギスの鎧は?なんでダメージ受けてるの?

......と、とにかくッ!。


「クソッ!!、ヘラクレスッ!!」


ダイヤのAをかざすと

減量中ミドル級のボクサーみたいな細マッチョの全裸の男が現れた。


あれ?なんかちがくない?

大分貧弱になっているよね?

それに股間のイチモツも、「鬼」から

中学校の修学旅行の大浴場でいじられる

クラスで一番でかいやつのレベルになっていた。


竿付女ソラが涎を垂らしてヘラクレスのイチモツを見る。


「おい竿付女ッ!!、僕の相棒の愛棒を見るなッ!!

......へ、ヘラクレスどうした?」


「......もう汗すら出ない」


......そ、そんな減量末期のボクサーみたいな事を言うなんて

......飯を食えば、元の姿に戻るのか、水分が欲しいのか?

糖質たっぷりの甘い甘いいちごミルクカクテルとかめっちゃ飲みたいのか?


「「......そっか、神話の舞台から外れると弱体するのか」」


天才少女二人は声を合わせて言い、そしてキッと睨み合う。


「なんなんだよ君たちの弱さはあぁぁ?フハハッ、ハハッ!!」


物語で絶対に殺される典型的な脇役みたいなキャラのシュウはミオリの

腕を掴む。


「離せよッ!!かませ犬!!」


「......この女、ドエロイ事しまくって殺す」


また、リナは弓でシュウの腕をぶち抜こうとするが槍に簡単に

はねのけられる。


「ここまで弱体化するなんて......」


「......僕に構わず撤退して!!」


ミオリが叫ぶ


「......ミオリッ、貴方を一人には出来ない」


リナが叫ぶ、僕も同じ思いだ。


「ユウはぶっ壊して、残りは僕の-ドエロイ-にしやるよ」


シュウのセリフに規制がかかった

......まずい悠長な事考えてられない。

......クーフーリンを出す!!


その時


「舞え、アルトリウスッ!!」


電光石火の如く影がシュウに突撃する

シュウは槍でガードするも、数mのけ反る。


「竿付女!?」


「......ソラ君?」


シュウの手から離れた

ミオリが涙目になりながらソラの方を見る。


「......戦えるの?」


リナが聞く。


「......一応、ランカーですし、カードの切り方は今見ました」


「カードフルセット!!」




役割 ダイヤの4 カヴァス 騎士


装備 スペードの6 フィオナ騎士団 騎士の剣

   

能力 クラブの6 ケルピー 魔力強化

  

使役魔 スペードのK SS アルトリウス


「小癪なぁッ!!」


アルトリウスと一緒に切り込んでいくソラ

しかし、シュウもかなり強い

かませ犬のレベルじゃない!!


そしてこの展開、某大人気作品と被る

色々と大丈夫かッ!?


アルトリウスを従えているソラの方に分があった。


2つの閃光のような剣筋を器用にいなしていた

シュウの顔に余裕が無くなる。


しかし、シュウはミオリの方に走って寄り

短剣を取り出し、ミオリの喉に近づける


「......動くな、動いたらミオリをぶち殺す」


「......痛いよ、シュウッ......」


どこまでもかませ犬なんだこの男はッ!?


「お前ら、ここを去れ、去らないとミオリの喉を

かっきる」


僕たちがここから居なくなったらミオリはシュウに

ドエロイ事をされた挙げ句殺されてしまう......。

......それにあんな短剣を喉に突きつけられてたらクーフーリンは出せない

出したら、ミオリは殺されるかもしれない。


「......シュウちょっといいかしら?」


リナが言った。


「......なんだリナ?」


「.....一週間後に.一対一のデュエルを申し込むわ、私達が勝ったら、ミオリは

離して貰う、あなたが勝ったら私を好きにしていいわ、当然ミオリもよ

その代わり一週間絶対にミオリに手を出さないで、手を出したら決闘をとりやめる」


「.....いいだろう」


「ユウいいわよね?、あなたはこの前奇跡を見せてくれたわ

......きっと今度も」


夕日に染まったリナの顔がおぼろげな表情を浮かべる。


......ちょっと待ってくれ、そんな顔されても困る

カード揃ってないのにあんなヤツに勝てるわけ無いジャン

......あ、クーフーリンがいたか。

余裕だ、ナイスだリナ。


「......ただし、相手はそこのフワッとした美少女だああああああああああああッ!!」


どこまでも汚いんだこの男は、男よりも女を選ぶなんて

あ、男か。


「......いいわ、受けて立つわ」


竿付女はデュエルに答えた。


そうして決戦を一週間後に控えた。


(......二人の美少女の貴重な処女膜がかかっているのか

絶対に勝た(せ)ないと)


僕は強く拳を握った。


読んでくれてありがとうございます。

もしよろしければ、ブックマークや評価をお願いします。


こういうところ直してほしい、こういう文体がいいなど

改善点の意見はどんなに厳しいものでも参考になるので

気軽に貰えたらとてもうれしいです!

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