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はじめに

【はじめに】 担当たんとう さくら




 ええと、これは、日記です。


「です」ってへんだな。ですはなし。


 ここに書いていくことは、ぜんぶ、本当にあったこと。あ、お兄ちゃんが書くのはどうかわかんないけど──ううん、でも、お兄ちゃんだって本当のこと書くはず。だって、本当にあったことがぜんぶ、うそみたいなんだから。そこにわたしたちがうそをくわえたんじゃ、なにがなんだかわかんなくなっちゃう。


 なので、本当のことしか書きません。


 あんまりたくさん、いろんなことがありすぎて、ゆめなんじゃないかって思っちゃいそうだから、わすれちゃわないように、お兄ちゃんと二人で日記を書くことにめました。


 だから、日記っていっても、思いして書いているわけで……こういうの、なんていうのかな、ろく? うん、それでいこう。


 これは、ろく


 わたし、あいかわさくらと、お兄ちゃん、あいかわ空と……それからハゼやプティたちと、あのすてきなかいの、大切なろく。 


 大きくなったわたしやお兄ちゃんや、もしかしたらほかのだれかが、これを読むのかな。

どんなちで読むんだろう。やっぱり、うそみたいだって思うのかな。


 ──とと、早く書けって、お兄ちゃんがおこってる。あ、そんなこと書くなってまたおこられちゃった。



 それじゃ、はじめます。






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