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俗世の神職見習いの痰壺  作者: ひみつのみつ
2/6

神主って儲かるの〜?

 儲かるわけねぇだろ。


 大体の神職が内側で考えて本心であり、大概の神職は、運営で苦労をしている。


 神社というものは、管理だけでかなりお金がかかり、神社にある社、これは拝殿や幣殿と呼ばれ、場所によって規模感が違いますが、基本木造で火事やら腐敗という問題がある。


 これの修繕がまた高い。そして、どこにお願いすればいいかわからないし相場もわからない。


 しかも大抵の神社は昔からあるものだから、ところどころ限界がきている物が多い。


 そこで何かあった時のための保険に入る必要があり、物によりますが年に50万以上支払っていらところは多いのではないだろうか。


 他に、奉職する人間の給料。これは当たり前だが支払わなければならない当たり前である、生きているのだから、サービスで会社で働く馬鹿はいない。


 前も話したが、四年の大学を出ているので、相応のお金が出ないと、意味がないように感じる。


 これは私の思考だが、四年も費やして、月収十万とかなら、さっさと就職活動した方がいいと考えるのは道理だと考える。


 しかし、現実は親からの期待やらなんやらで、継がなきゃいけない、そうゆう人間もいる。


 終わりが見えている状態で頑張らなきゃいけないのは、本当に辛いことだと考える。


 私は神道ひいては神社の現状を不貞腐れた視点でしか語ることができない。しかし、私はそれでも業界の今を憂いている。


 ここまで、神社がいかにお金がかかるかしゃべったが、今度はその収入について、ある程度喋りたい。


 賽銭が直接の収入源なんて言うが、実際はお賽銭に直接手をつけることは私はあまりないと思う。これは、それらのお金はすべて神様に納められた物であらためと考えるからである。


 それらは一度銀行に預けてから、入用で使うと言うことはあると考える。


 そして昨今神社的に問題なのが、銀行の手数料の問題である。これは最近よく言われているが、小銭の枚数に手数料がかかってしまったため、お賽銭が入れば入るほど手数料がかかってしまうようになったのである。


 これのおかげで、もしもの話にはなるが、賽銭箱にパンパンの一円玉が入っているような状態になれば、お賽銭的な収入よりも、手数料の方が高くなってしまうようなことがあると考えられる。


 このようなことになれば、神社に奉仕する人間が自腹を切るしかなく、それでは意味がなくなるため、これは神社を潰すために行われた銀行による末端の神社潰しとなっている。


 これのおかげで神社業界からの銀行へのヘイトはすごいことになっているのだが、まだこれからも弱っている業者への引き締めを行うのだろうか?


 政府はこれを何もせず傍観するだけなのだろうか、国教と言われ、何千年と国に奉仕した神社にこんな扱いをして許されるのだろうか。


 我々も許さない、先祖も許さない、いつか降るのは国民か、先祖からの厄災という名の鉄槌である。


 神職は政治から切り離されてしまったが、最近は平等の名の下にさまざまな議員が生まれてしまった。


 その後に生まれるのはどう足掻いても宗教色の強い議員になると思うのは私だけだろうか、配慮配慮と騒ぎ出せばいつかは宗教が出張ってくるのだ。


 外国に配慮するというのは外国の宗教に配慮するということだ。そこで我々が出張ってこないとなぜ言い切れるだろうか、地元に根差し、宗教と土地に目を向けてきた我々がただ黙って、世論に押し流されると思っているのだろうか。


 そんなことは許さない。もしこれ以上我々に苦労を強いるなら相応の返答になってしまう。


 忘れてはいけない。宗教で戦争をし続ける国があるのだから、溜まった不満は宗教を大義という盾に爆発してしまう。


 これを読む人たちには信仰というものをあらためて欲しい。


 

また熱くなってしまった。

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