表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俗世の神職見習いの痰壺  作者: ひみつのみつ
1/6

神職ってどうやってなるの〜?

どっかの神社の関係者

 皆さんが、よく行くであろう神社。


 そこに奉仕している人を見たことはありますか?


 神主さん、もとい宮司と呼ばれる人ですね。この人は大抵神社庁から資格を与えられて宮司になっているのです。


 大きい神社になってくると、宮司の他に権宮司や禰宜など宮司より下の役職があります。これは、もちろんその神社で誰が偉いかをはっきりさせる物ですね。


 神社といえど運営は行わなければならないのですから、仕方のないことです。


 どうやって神主になるための資格を得るのか、これは、大学に行くというのが簡単な答えになります。


 このような資格を与える権限を持つ大学は二つあり、東京にある國學院大学、三重県にある皇學館大学の二つのみです。


 この大学の神道科と呼ばれるところで四年間勉学に励み夏休みや冬休みに行われる研修をこなすことで、卒業に際し、階位と呼ばれる神社庁から授与される物を取得でき、四年間普通に大学生活を送ればその中で真ん中の階位、正階を授与されるのです。


 みなさん、ここで理解していただきたいのは神社に奉職する人間が資格を得るために必要なお金のことです。


 國學院大学および皇學館大学は私立大学であり、入学料および授業料が国立より高いです。そして、神社に奉職する人間は基本的に東京だけでなく、地方各地に存在しています。


 各地にいる、神社の宮司さんは己の息子や娘に神職の資格を取らせるために、授業料の他上京のためにアパート、一人暮らしのために月のお金などとんでもなくお金がかかってしまうのです。


 もちろん、大学が推薦している寮なども存在しますがそんなものは気休めです。


 どこの神社も特に小さい神社を掛け持ちしているところはとても大変です。そこまで収入は見込めないし、ないし管理費でマイナスになってしまうなんてザラでしょう。


 最近は教員や公務員を掛け持ちする人が増えてきたと考える。


 お寺は葬儀、戒名などをとても高額にしているため、それが収入になる。


 神道でも神道式と言われる葬儀が存在するのだが、それらは普及していない。


 これが元国教というのだから、これほど虚しいこともない、さまざまな宗教が入り混じるのが日本の文化だというのなら、その宗教の本質を理解すべきである。


 口だけの馬鹿者どもが、ペラペラと講釈を垂れるが、信仰を軽んじるクズである。


 各神社、仏閣、教会各々に使える人間はこの様を黙って見ていることしかできない現状こそ唾棄すべきことである。


 我々は決して他の宗教を憎むことはない、理解を示すのが昨今の流れである。


 我々が許さないのは、宗教という名目で他を害するクズだけであり、信仰を保持しているすべての人にその心を持ち続けていて欲しい所存です。

後半になればなるほどヒートアップしてしまう。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ