表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

7/290

修練場……2

泪はカイルディにグレイフェズとの手合わせの許可をもらうが……。

「あっ、カイルディさん。いいんですか?」


「ええ、構いませんよ」


 そう言いながらカイルディさんはグレイの方をチラッとみる。


「これはカイルディ様。こんな所にこられるとは珍しい。ですが、状況がのめません。それに、なぜルイを様付けで呼ぶのですか?」


 そう問われカイルディさんは、私が何者でどんな経緯でここにいるのかを隠すことなく詳しく話した。


「なるほど、そういう事ですか。ルイは、この世界の人間じゃない。……ほう、そりゃ面白そうだ」


 ふと部外者にこんな機密事項を話してもいいのかなぁと思う。


「あ、えっと……。私の正体を話しちゃって大丈夫なんですか?」


「それは問題ないでしょう。それに()()グレイは、騎士団五番隊の副隊長ですので。まさか、この城の()()()()()()()()()ことはしないと思いますが」


 そう言いグレイをジト目でみる。


「はい、勿論です! と、言うか。そこまで強調して言わなくても……」


 グレイは苦笑いをした。


「グレイが、騎士団の副隊長。そんな凄い人なんですね」


「凄い……か。いや、まだまだだ。もっと強くなって、」


 そう言いながらグレイは遠くをみつめている。その仕草がかっこよくて見惚れてしまった。


「グレイは、十分強いと思いますよ。ただ貴方は、頭に血がのぼると我を忘れて無謀にも一人で敵に突っ込む。と、隊長のクレファスが言っておりました」


 それを言われグレイは、ガクッと肩を落とす。


「まぁ、それはさておき。今からお互い手合わせとなると。……そういえば、ルイ様に防具をお渡しするのを忘れておりました」


 カイルディさんは、異空間の隙間から防具類を取り出した。


「これは比較的に軽い防具ですので、ルイ様でも装備できると思われます」


「ありがとうございます。早速、着てみますね」


 装備を受けとった私は、どこで着替えようかと辺りを見回す。


「もしかして着替える場所をお探しですか?」


「はい、どこかにありませんか?」


「それならば、こちらへ」


 そう言いカイルディさんは、着替える場所まで案内してくれた。




 しばらくして着替え終わると私は、カイルディさんと一緒にグレイが待つ修練場に戻る。


「お待たせしました!」


 そう言うとグレイは、ジーっと私を品定めするような目でみた。


「ほう、様になってるじゃねえか」


「ありがとうございます!」


 そう言われ嬉しくなり私は満面の笑みを浮かべる。


「あ、ああ。じゃあ、やるとするか」


「私はみていますので、」


 そう言いながらカイルディさんは、ニコリと笑った。


「よろしくお願いします」


 私は二人を交互にみながら頭を下げる。


 その後グレイと私は、修練場の広場に向かった。そしてカイルディさんが私たちの前を歩く…………。

読んで頂きありがとうございますヽ(^o^)


『えー、まだ対戦しないのぉ〜ε٩(。•ˇ₃ˇ•。)۶!!』…by泪


『そうみたいだな。だがこの流れなら、次話は間違いないだろう。……多分な(--;)……』…byグレイフェズ


『(*¬д¬)……>……』…by泪


と、いう事で……∩^ω^∩


では、次話もよろしくお願いします(*^ω^*)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ