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救出作戦……2

グレイフェズは警戒しながら倉庫内を奥へ奥へと進むと……。

 ここは古びた倉庫内の正面入口付近。


 メーメルが倉庫の中に入るほんの数秒前に、グレイフェズはここに来ていた。



 そして時は、そこまで巻き戻る……。



 倉庫内の入り口付近。グレイフェズは、気づかれないように警戒しながらそっと建物の中に入った。


(この辺には、見張りがいない。……手を抜いてるのか? それとも人数が少ないのか……)


 そう思いグレイフェズは、薄暗い建物内を気配を探りながらブローチの反応を頼りに進む。


(もう少し先か?)


 更に奥へと向かった。


「……!?」


 誰かの気配を感じ静止する。そしてグレイフェズは、咄嗟に近くの荷箱の物陰に隠れた。


(二人……こっちにくる)


 こっちに向かってくる二人組を目で追う。と同時に、耳を澄ます。


「惜しいな。滅多にあれだけの上玉にあえねぇぞ」


「ああ、確かにだ。だが、アイツらみたいに死にたくないしな」


「ホントにな。でも、ソイツらの前にしくじった三人組は逃げたって聞いたが」


「……らしいな。しかし、みつけ出され殺されるのも時間の問題だと思うぞ」


 そう言いながら二人の男はグレイフェズが居る方へ向かってくる。


(なるほど……だが、それをあのコルザ様が指示した。まだ、納得できない。もしそうだとして、いったいなんでこんなことをしているんだ。あの人の意思とも思えない。

 何か起きてるとしか……今はそれを考えている余裕はない、な。そのことは、ルイと商人の娘を救い出してから考えるか)


 グレイフェズの目の前を二人の男が通りかかった。その瞬間、グレイフェズは動く。


 自分から近い男の体を掴み、顔を思いっきり殴り気絶させると床に無造作に置く。


 すかさず低姿勢になりもう一人の男の背後にまわった。瞬時に後ろから手をまわし口を塞ぐと、睡眠の魔法で眠らせる。


 それは、ほんの一瞬で行われた。


(これでいい。あとは……)


 二人を荷箱の物陰まで運んだ。その後、布で口を覆い魔法が掛けられている縄で拘束する。


(この奥に、ルイがいる。早く助けなきゃな)


 そう思い二人組が来た方を向いた。それと同時に、慎重に警戒しながら歩き始める。



 グレイフェズは色々考えながら歩いていたが、立ちどまった。すると、荷箱の物陰に隠れる。


(ブローチが強く反応した。それにこの気配は……)


 そっと荷箱の物陰から気配が感じた方を見据えた。


 リーダー風の男が泪の顔を丁度のぞき込んでいる所である。


 それをみてグレイフェズは、怒りがこみ上げて来ていた。


(あの野郎っ! ルイに何をするつもりだ)


 そう思うも、なんとか冷静になり辺りを見回してみる。


(メーメルの気配がする。ってことは、動いても大丈夫そうだな)


 メーメルが来てることを確認すると泪が居る方をみた。

読んで頂きありがとうございますヽ(^o^)


『虫、無視……蒸し蒸し、暑い〜⊂⌒⊃;-ω-)⊃ 。o0』…by泪


『そうだな。てか……またこのネタか?』…byグレイフェズ


『ネタが尽きたようじゃな』…byメーメル


『(.;゜;:д:;゜;.)……何も言えない……(;¬∀¬)ハハハ……』…by作者


と、いう事で……∩^ω^∩


では、次話もよろしくお願いします(*^ω^*)

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