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探索と発見と求知心と

ブローチの魔道具を使いグレイフェズは透明化して……。

 ここはティハイドの別荘の二階の廊下だ。この廊下には現在ブローチの魔道具により透明化したグレイフェズがいる。


 因みにグレイフェズの居た部屋は、この階にあったようだ。


(本当に透明化してるんだよな?)


 不安に思いながらグレイフェズは自分のみえる範囲を確認したあと周囲を見渡した。その後、歩き始める。


(ティハイドの部屋は何処なんだ? 長い通路……廊下に部屋が沢山ある。こんなんじゃ何処に何があるのか分からないぞ)


 そう思いながら一ヶ所ずつ中に入って調べていった。


 この透明化の魔道具は自分の意思で壁などをすり抜けられるようである。


(どんな仕組みで作られてるんだ? まさかドアを開けずに部屋に入れるとは思わなかった)


 部屋の中に入ったグレイフェズは周囲を見回した。


(ここは客室か。みた感じ誰もいない)


 何もなさそうだと思い部屋を出て他を探すことにする。




 ――場所は移り、ドラゴウイッシュ国にある名もなき草原――



 ここはカリスワイブの中央に存在する名もなき草原だ。


 あれからフウルリスクは鉱山の町エルベアスクの方へと宛てもなく歩いている。


 すると大きな木に寄りかかり座り込んでいるドラゴナードをみつけフウルリスクは駆け寄った。


「人違いでしたら申し訳ありません。もしや龍神バウギロス様の使いの方でしょうか?」


 そう聞かれドラゴナードの男は帽子をクイッと指であげフウルリスクへと視線を向ける。


 その容姿はどことなく誰かに似ているように思える。そうそう、ガルディスに似ているのだ。という事は、そうなのだろう。……――作者、丸投げ~ポイッ!(汗)


「ああ、そうだが……聞いていた人数と違うようだな」


「実は待ち合わせ場所を間違えていたらしく、ルドリアの森に近い草原の方に暫く居りました」


「じゃあ、あと二人はそっちに居るのか?」


 そう問われフウルリスクは、コクッと頷いた。


「ここに来るよう連絡をいたしますので」


「どんな方法で連絡をするのだ?」


 興味津々の顔でドラゴナードの男は問いかける。


「この腕輪ですよ」


 そう言いフウルリスクは左手にハメている腕輪をみせた。


「こんな物で連絡ができるというのか?」


「ええ……この腕輪は、とある国で手に入れた物です」


「この辺では手に入らないのか?」


 そう問われフウルリスクは「はい」と返答する。


「ですが手に入れることは可能ですよ。タダこの腕輪を手に入れた国へ行かなければなりませんが」


「遠いのか?」


「遠いですが……転移用のペンダントを使えばすぐにでも行けます」


 そのことを聞きドラゴナードの男は更に目を輝かしていた。


「そのペンダントも、その国に行けば手に入るのか?」


「はい……勿論その国で手に入れることができます。ですが、それは後ほどにしたいのですが」


「おお、そうだった」


 そう言いドラゴナードの男は「呼んでくれ」と笑みを浮かべる。


 それを確認するとフウルリスクは通信用の腕輪に手を添え魔力を注いだ。それと同時に清美に繋がるように念じる。その後、清美と繋がった。


 そしてフウルリスクは清美に、この場所にくるように伝える。


 それを聞いた清美は「分かりました」と言い交信を切った。そのあと清美は、サクリスに事情を説明してフウルリスクが待っている場所へと向かう。


 一方ドラゴナードの男は「凄い」と言い、その様子を物欲しそうにみていた。


 その後、清美とサクリスはフウルリスクとドラゴナードの男と合流する。そして四人は鉱山の町エルベアスクへと向かったのだった。

読んで頂きありがとうございますo(^▽^)o


『これから書きためてから更新されるみたいだよ』…by泪


『良い傾向だが……何時まで続く?』…byグレイフェズ


『流石に三日坊主はないと思うのじゃ』…byメーメル


『それは、あり得ると思いますよ』…byムドル


『アレ? 珍しく、ムドルさん消されないね』…by泪


『どうなってるんだ?』…byグレイフェズ


『本当なのじゃ!』…byメーメル


『言った私でさえ驚いてます。熱でも出したのでしょうか?』…byムドル


『∥∥\(´-ω-`)> フフフフフ……悪いね君たち今回ばかりは本気なのだよ』…by作者 ←……と言いつつ無理だった( ̄▽ ̄;)


『『『『(¬_¬)ジトー……』』』』…by泪、グレイフェズ、メーメル、ムドル


『(^◇^;)信用されず……_| ̄|○ (泣き) 』…by作者


と、いう事で次話もよろしくお願いします∩^ω^∩

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