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助言とティータイム

ベルベスクはグレイフェズとムドルがいる部屋に入るなり話し始める……。


カロムの屋敷の厨房では泪とメーメルとマリリサがお茶を飲みながら話をしていた……。

 ここは闘技場のような場所がみえるグレイフェズ達が居る部屋。


 部屋の中にベルべスクが入ってくる。


「思ったほどじゃなかった。だが次、どんな方法を指定してくるか分からねぇ。ムドル、気をつけろよ!」


 そう言いムドルの肩を、ポンと叩いた。


「フッ、問題ない。それよりも、もう少し手を抜いても良かったと思うんだが」


「……。アレでも、手を抜いてた方だぞ」


「なるほど……それだけ、あのカロムが強いって訳か」


 そうグレイフェズが言うとベルべスクは頷く。


「じゃあ、行ってくるか」


 そう言いムドルは部屋を出て闘技場のような場所へと向かう。


 それを二人は目で追った。




 ――場所は、カロムの屋敷へと移る――



 ここは厨房だ。私とメーメルは、マリリサの案内でここに来ていた。


 あれから色々と仕事内容を聞きながら屋敷の中を案内してもらう。


 そして最後に、ここに来たのだ。その後、料理長のケイルズさんに挨拶をする。



 現在……私たちは、なぜかテーブルを囲み椅子に座っていた。


 そうケイルズさんが作ったお菓子を食べながら、ハーブティーのようなお茶を飲み話をしている。


「えっと……こんな所で、お茶なんかしてて大丈夫なんですか?」


「ルイ、心配ないわよ。仕事さえ終えれば、何していてもね」


「そうなんだね。だけど、もっと大変な仕事だと思ってた」


 私がそう言うとマリリサは、クスッと微笑む。


「そうね。多分、この屋敷だけだと思うわ。私の知り合いも、他の屋敷でメイドやってるけど……大変だって言ってるし」


「そうなのか。確かに、アタシの知り合いも大変だって言っていた」


「メーメルの知り合いも、メイドの仕事しているの?」


 そう言われメーメルは首を横に振る。


「メイドじゃない。男だから執事だな」


「そっかぁ。って、その知り合いって彼氏?」


 マリリサは身を乗り出しそう問いかけた。


「いや、違うな。ただの幼馴染なのだ。それにアイツは、好きな女がいる」


 そう言いメーメルは、つらそうな表情で俯く。



 メーメル……やっぱり、まだムドルさんのこと好きなんだね。それに多分、ムドルさんの好きな相手が私だって知ってる。

 だけど……私は、何も声をかけてあげられない。それに告白されたことも言えてないし……。凄く気まずい……どうしよう。



 そうこう思考を巡らせる。


「そうなのね。でもその様子じゃ、メーメルは好きなんでしょ?」


「うん、でも……いい。今の関係を壊したくないからな」


「メーメル……」


 私は何か言おうとするも、声にならなかった。なぜか涙が出てくる。


「ルイ、問題ない……気にするな」


 そうメーメルは、私を慰めてくれた。



 ……気にするな、って……どういう事? もしかして、何もかも知ってるの……。だったら、どうして……。……分からない。



 そう思い私は、不思議に思いながらメーメルをみる。


 そしてその後も、私たちは色々と話していたのだった。

読んで頂きありがとうございますヽ(^o^)


『これは……中々寝心地の良い布団だ。(/0 ̄)ふぁ~……また眠くなってきた。ルイが居ない今しか、ゆっくりできんだろうし……寝るか……_( ˘꒳˘ _ )スヤァ……』…byトラット


と、いう事で……∩^ω^∩


では、次話もよろしくお願いします(*^ω^*)


★★★★★


※11月23日は家庭の事情により申し訳ありませんがおやすみしますm(*_ _)m

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