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最終決戦、異界の怪物との闘い・そして……。……2

泪は泣きながらまだ悩み続けていた。そんな中グレイフェズとムドルは紫の怪物に攻撃していくも……。

 グレイ達は戦っている。その光景を私は、ただみているだけしか……つらい。



 そう思い泣きながら私は、グレイ達が戦っている姿をみていた。


「……どうしたらいいの?」


 私は悩む、更に涙が出てくる。



 別に悲劇のヒロインを演じたい訳じゃない。できることなら私も戦いたいと思っている。だけどそれができない……体も動かない。



 考えれば考えるほど私は、更に分からなくなってしまった。




 ――場所はグレイフェズ達、四人が居る方に移る――



 あれからグレイフェズとムドルは、紫の怪物に挑む。しかし、何度も攻撃していくが無理だった。


 そうこうしているうちに紫の怪物は、全てのデビルミストを吸収し姿が完全体になってしまう。


「クソッ、結局……無理だったのか」


 そう言いグレイフェズは、完全体となり約三十メートルもある紫の怪物を見上げる。


「……悔しい。ですが、まだ諦める選択肢はありません」


 そう言い放ちムドルは、紫の怪物を睨みつけた。


「ああ、当然だ。さて、やるか。恐らく無攻撃ってことは、もうないだろうからな」


「そうですね。今度こそ……覚悟を決めませんと」


 ムドルはそう言い泪の方をみる。そして、悲しい表情になった。


「つらい……なんて言ってられねえしな」


 そう言いグレイフェズは、チラッと泪の方をみる。だが、すぐにムドルの方を向いた。その表情は、かなりつらそうだ。


 そこにメーメルとベルべスクが、グレイフェズとムドルの方に向かってきた。


「やっぱり、駄目か……」


「ベルべスク、ええ……。ですが、まだ諦めませんよ」


「そうじゃな。このままにはしておけぬのじゃ」


 そうメーメルが言うと三人は頷く。


「それはそうと、そっちは大丈夫なのか?」


「うむ、なぜか突然消えたのじゃ」


「消えた? どういう事だ」


 グレイフェズは不思議に思い首を傾げる。


「丁度あの怪物が今の姿になったあたりから、他の厄災は全て消えた」


 そう言いながらベルべスクは、紫の怪物をみた。


「なるほどですね。そうなると、他の異界の怪物や魔獣は……」


「ムドル、恐らくそうだろうな。完全体になるのを、邪魔されないための存在」


「じゃあデビルミストは、元々紫の怪物の姿を強化するための……ってことか?」


 そう問うとグレイフェズとムドルは頷く。


「そういう事だ。まぁ、それだけじゃないだろうがな」


「ええ、そうですね」


 グレイフェズとムドルは険しい表情でお互い見合う。その後、すぐ視線を逸らした。


「多分、これが最後になる。とにかくやれるだけのことをしねえとな」


 そうグレイフェズが言うと三人は頷く。


 そしてその後四人は、紫の怪物に挑む。それを泪は、泣きながら眺めていたのだった。

読んで頂きありがとうございますヽ(^o^)


『テーブルの上に剣と本が置いてあります。そこに男性と女性のカップルが現れました。二人は剣と本を取ります。それをお互いプレゼントしあった。さて、問題です。剣と本……男性と女性が持っていた物は、なんだったでしょうか?』…by泪


『そうだなぁ。俺だったら本をプレゼントする。そうなると、男が本で女の方は剣じゃないのか?』…byグレイフェズ


『正解〜⸜(๑‘ᵕ‘๑)⸝*……ちょっと違うけど、答えがあってたからいいかぁ』…by泪


『( ー̀֊ー́ )وヨッシャァ……』…byグレイフェズ


と、いう事で……∩^ω^∩


では、次話もよろしくお願いします(*^ω^*)

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