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厄災の真実と最終局面……10

泪はベルベスクに言われ悩んでいた。そして決断するが……。

 私は悩んだ。そして、自問自答した。……本当は答えなんか分かり切っている。私は、聖人でもなんでもない……ただの女子高生。

 そんな私が、みんなを救い出せるはずもない。それならやることは一つ……ベルべスクが言うように、デビルミストの追い出し作業を中断する。……それがベストだ。

 でも……それで、グレイは納得してくれるかな? ううん、違う。納得させないといけない。そうじゃないと、グレイに負担がかかり……最悪な事態になっちゃう。



 そう思い、やっと考えがまとまった。


「そうだね。これ以上、グレイに負担をかけたくない。だけど、みてるだけは嫌……何かやれることないかな」


「そうだな……ルイの能力でこの場の状況、なんとかできないか?」


「能力でかぁ。できるか分からないけど、やってみる。だけど……周りに居る厄災、どうしよう」


 そう言い私は、キョロキョロ見回す。


「その間、オレがなんとかする」


「うん、分かった。お願いします。じゃあ、調べてみるね」


 それを聞いたベルべスクは頷いた。


 私はプレートを取り出して、どの能力を使った方がいいのか調べ始める。



 急がなきゃ。えっと……今の状況をなんとかする能力。どれがいいだろう?



 そう思いながらプレートを操作した。



 そうだなぁ……んー……あっ!? そうだ。プレートの更新をしてみよう。



 私はそう思いプレートの右側にある小さな魔法陣に触れる。するとプレートが発光しステータスが更新されていく。



 ★名前:ルイ・メイノ ★年齢:16 ★職業:受付見習い兼、冒険者 ★特殊能力:見極め


 ★LV:15 ★HP:15000 ★TP:0 ★MP:750


 ★攻撃力:7500 ★防御力:15000 ★武器:剣 ★○○…………――――



 更新されたプレートを確認すると私は、特殊能力の★に手を添える。するとプレートに、新規と既存の能力が書き込まれていった。


 私はその中から選ぶ……。



 どれがいいかなぁ。今の状況に合った能力、そうなると……。見極めの方だと、新しいスキルを合わせて……レベル10まで覚えてる。

 他のスキルだと……そうだなぁ、結構覚えてるけど。これ絶対、全部は使いきれないだろうなぁ。あははは――……。

 てか、そんなことよりも。早く探さないと。



 そう思い考えていると……。


「ルイ悪い、急いでくれ! オレはグレイフェズの方に行く。やっぱり、アイツ一人じゃ無理だ」


 そう言われ私は、グレイフェズの方を向いた。


「分かった。急いで探すね。だからグレイのこと、お願い」


「ああ、どこまで手伝えるか分からねぇがな」


 ベルべスクはそう言いグレイの方へ向かい駆け出す。


 それを確認すると私は、再びプレートに目線を向け使うスキルを調べ始めた。

読んで頂きありがとうございますヽ(^o^)


『ねぇ、メーメル。ムドルさんの歳って、いくつなの?』…by泪


『うむ、そうじゃなぁ。本人に聞く方が良いと思うのじゃ』…byメーメル


『それがね。聞いたら……用を思い出したって、どっかに行っちゃった』…by泪


『なるほどのう。それなら、余計に言えぬのじゃ』…byメーメル


『そっかぁ。でもメーメルが三百十二歳だから、それよりも年上だよね』…by泪


『そうなるのう。だけど、妾の口からは言えぬのじゃ』…byメーメル


『そっかぁ。だけど、気になるなぁ』…by泪


『|_-。) 。○(……隠し切れませんね。ですが、まだ本当の年齢は知られていませんので……大丈夫でしょう)……』…byムドル


と、いう事で……∩^ω^∩


では、次話もよろしくお願いします(*^ω^*)

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