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厄災の真実と最終局面……4

グレイフェズとムドルは異界の怪物とデビルミストの方に向かいながら話をしていたが……。

 ここはバールドア城の広場。グレイフェズとムドルは、異界の怪物とデビルミストの方へと駆け出していた。


「ムドルは、怪物の方を頼む。俺はデビルミストを駆除する」


「ええ、その方がいいですね」


 そう言いお互い見合い頷く。


「ムドル、これは俺とお前とで解決しなきゃならない。この厄災は、かつて勇者……先祖が創り出したものなんだからな」


「そうですね。ですが……こんなとんでもない物を、この世界に創造し封印していたとは……」


「そうだな。そういえば、この厄災について何も聞かされてなかったのか?」


 そう聞かれムドルは難しい顔になる。


「父は何も言ってませんでした。ただ、自分はやらなきゃいけないことがある。そう言っていたのは覚えています」


「そういえば、メーメルから旅をしていたって聞いた。お前の父親って何をしていたんだ?」


「母と会うまでは、勇者の真似事をしていました。いえ、それだけじゃないかもしれません。村に居られない……そう、ボソッと言っていたような記憶があります」


 グレイフェズは険しい表情になった。


「……なるほどな。お前の父親が何代目なのか分からないが。恐らく能力のせいかもしれない」


「そうかもしれません。父はそこまで話さなかったので、実際どうなのか分かりませんが」


「そうか。そういえば……ムドルの父親も、お前と同じ能力だったのか」


 そう問われムドルは首を横に振る。


「いいえ、勇者の能力でした。それに私が覚醒した時には……既に父は居ませんでしたので。まぁ母は居ましたが」


「なるほど……つらいな」


「そうでもないですよ。と言っても……一時期、かなり荒れたこともありましたけどね」


 そう言うとムドルは、寂しげな表情になった。


「そうはみえないが……」


「長く生きてると……色々ありますからね。ベルべスクは、昔の私を知っています。一緒に暴れていましたので」


「それでベルべスクは、お前のこと恐れている訳か」


 そう言われムドルは、コクリと頷く。


「そうなります……ベルべスクとは長い付き合いでしたから。……もうそろそろ、無駄話はこのぐらいにしておいた方が良さそうですね」


 そうこう話しているうちに二人は、異界の怪物とデビルミストのそばまでくる。


「ああ、そうだな。さて、やるか。どうなるか分からないけどな」


 そう言いグレイフェズは、大剣を握り直しデビルミストを見据えた。


「ええ、そうですね。全力でいきますよ」


 そう言い放ち身構えるとムドルは、鋭い眼光で異界の怪物をみる。


 その後二人は、デビルミストと異界の怪物に攻撃を仕掛けていった。


 そんな二人のことを泪たちは、心配しながら自分たちの作業を熟していく。


 そして城の者たちも、大丈夫かと心配しながら見守っていたのだった。

読んで頂きありがとうございますヽ(^o^)


『ここに花と瓶があります。花を瓶に差したあと、なぜか色んなことに敏感になりすぎてしまいました。それは、なぜでしょうか?』…by泪


『( -ω- ) ンー・・・なぜって言われてもなぁ。理由になるようなことが記載されていない』…byグレイフェズ


『そうですね。なぜ敏感になりすぎてしまったのでしょうか。これは難問ですね』…byムドル


『んー、そうか? 簡単だと思うぞ。花と瓶……カビンで、過敏。だから、過敏になったからだろう』…byベルベスク


『そうだよ! ベルベスクさんも凄いね⸜(๑‘ᵕ‘๑)⸝*』…by泪


『『(´・`;)こ…これ…これは………まずい……(.;゜;:д:;゜;.)……』』…byグレイフェズ、ムドル


と、いう事で……∩^ω^∩


では、次話もよろしくお願いします(*^ω^*)

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