表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

134/293

厄災の真実と最終局面……3

泪はスキルを使い異界の怪物とデビルミストの情報を得るも……。

 私はプレートを急いで操作した。



 どのスキルを使ったらいいの? デビルミストを調べる? ううん、違う。じゃあ、あの怪物を調べた方がいいのかな? それも違うと思うし……。



 そう考えながらデビルミストの群れとその怪物をみる。


「……!? そうか……」


 私は気づいた。怪物とデビルミストの両方を調べればいいんだという事に……。



 そうなると見極めレベル6かなぁ。複数を調べるのって、これしかないし。プレートを更新すれば、何か覚えてるかも知れない。

 だけど、そんな余裕なんてないし。あ、そうだ! あと念のためにプローブも使っておこう。



 使うスキルが決まると私はグレイ達に確認しないで即、行動に移した。


 怪物とデビルミストの群れの方に両手を翳す。


 《プローブ!!》《見極めレベル6!!》


「あの怪物とデビルミストの群れについて教えて!!」


 そう言い放った。すると私の両手が発光し魔法陣が展開される。それと同時に、両手から無数のビームのようなものが放たれた。


 そのビームのようなものは、怪物とデビルミストの群れに当たっていく。


 それを確認した私は、プレートの方をみる。



 情報が書き込まれてる。だけど、これって……一応グレイ達にみせた方がいいよね。余り気がのらないけど……。



 私はグレイにプレートを渡した。プレートをみてグレイは、険しい表情になる。


「嘘だろう。なんだよ、あり得ねえ。これじゃ、何の解決にもならない」


 そう言いグレイは頭を抱えた。


 グレイの持っているプレートを覗きムドルさんは、難しい表情になる。


「これは……倒せない、なんて……。そんなの……何も打つ手がない、一つも」


 そう言いムドルさんも頭を抱えた。


「うむ、どうするのじゃ。まだあの怪物とデビルミストは、融合しておらぬが」


「そうだな。やれるだけのこと……するしかねえか」


「そうですね。あの怪物がデビルミストと融合する前に、なんとか阻止しなければ」


 それを聞きグレイは頷く。


「ああ、そうだな。ルイとメーメルとベルべスクは、変わらず作業を続行してくれ」


「分かった……そうする。だけど二人共、無理しないでね」


「極力そうする」


 グレイはそう言い私をみつめる。


「そうですね。できればですが……」


 悲しそうな表情でムドルさんは私をみた。


「ムドル、死ぬんじゃねぇぞ。いいな!!」


「ベルべスク、分かっていますよ」


 そう言いムドルさんは頷く。


「じゃあ、行くか」


「ええ、行きましょう」


 そう言い二人は怪物とデビルミストの群れの方へと向かう。


 私は二人のことを心配に思い目で追った。


 その後、私とメーメルとベルべスクは持ち場に戻る。


 そして再び私は、人々から寄生と憑依の追い出し作業をしたのだった。

読んで頂きありがとうございますヽ(^o^)


『いつまでもあなたのそばに居たいけど、それは儚い夢で終わるだろう。だけどこの気持ちを抑えられず、遠くからいつもみている……。σ(・ω・`)ハテ? これ誰のだろう』…by泪


『流石がに俺じゃないぞ……(^∀^;)……。でも、誰がこんなの書いて床に落としていったんだ?』…byグレイフェズ


『|ω・).。oO(どうしましょう……ルイさんに読まれてしまいました)……(//∀︎//)……』…byムドル


と、いう事で……∩^ω^∩


では、次話もよろしくお願いします(*^▽^*)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ