表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
123/296

厄災との闘い……13

クレファスは呼ばれ執務室にくるが……。

 ここはバールドア城の執務室。あれから国王カルゼアと大臣クベイルとカイルディは、クレファスを待ちながら話し合っていた。


「……厄災、か。まだそれとは断言できない。だが……どうしたものか……」


「陛下、今からでも逃げた方が良いのではないでしょうか?」


「クベイル、この城を捨て……兵や民衆を見捨ててか。いや、それはできぬ。その選択肢はない!」


 そう言いカルゼアは悲しい表情で俯く。


「そうですね。ですが、このままでは何れここにも……」


 そうカイルディは言い扉の方を向いた。とその時……扉がノックされ開き、クレファスが入ってくる。


 その後ろにレグノスが居たが、扉を閉めこの場を離れようとした。


「レグノス、お前も中に入れ!」


 それを聞きレグノスは、執務室の中に入ってくる。


 クレファスとレグノスは、カルゼアとクベイルとカイルディのそばまでくると一礼をした。


「クレファス、仰せにより……ただ今まかり越しました」


「私までとは、どういう事でしょうか?」


「レグノス、お前にも……これから話すことを聞いて判断を仰ぎたいのだ」


 そうカルゼアが言うとレグノスは頷く。


「承知いたしました」


 それを確認するとカイルディは話し始める。


「まずはクレファス。貴方には、聖女であるキヨミ様を追って頂きたいのですが」


「ま、待ってください! この状況下で、五番隊の指揮は誰がやるというのですか?」


「誰も就けるつもりはない。五番隊は捨てる!」


 カルゼアが発した言葉に対しクレファスは、怒りを露わにした。


「捨てる……五番隊を……。これが、陛下の考えだとしても……申し訳ありませんが聞くことはできませんっ!!」


 そう言い放つとクレファスは、扉の方を向き歩き出そうとする。だがレグノスに腕を掴まれ、静止させられた。


「待てクレファス、話を最後まで聞いてからにしろ!? 何か訳があるのかもしれない」


「訳? あるだろうな。どんな理由があったとしても、五番隊を見捨てる選択肢はない!」


 そう言いレグノスの手を払い除ける。


「待ちなさい。クレファス、現状で……五番隊に勝算はあるのですか?」


「そ、それは……まだ分かりません。ですので、早く持ち場に……」


「あれが厄災であれば、無理でしょう。勝ち目はありません。それならば、ここを撤退した方が良いのでしょうが」


 そう言いカイルディはカルゼアの方を向いた。


「撤退はしない。するのであれば、皆を連れてだ!」


「陛下までこの調子では、ハァー……」


 クベイルはそう言い溜息をつく。


「話が、まだまとまっていないのですか?」


「クレファス、そういう事だ。さて、どうしたら良いのか……」


 そう言いカルゼアは頭を抱える。


 そしてその後も話は続き、中々まとまらなかったのだった。

読んで頂きありがとうございますヽ(^o^)


『んーなんだろう? この臭い……( •́ฅฅ•̀ )クチャィ』…by泪


『( -ก -̀ )……いったい、どっから臭ってくるんだ』…byグレイフェズ


『うむ、部屋の隅っこの方からじゃ(•́ฅ•̀)……』…byメーメル


『ฅ(( ᵒ̴̶̷᷄กᵒ̴̶̷᷅ )……誰ですか? 臭いと思ったら、こんなところに腐ったムリゴがありましたよ!』…byムドル


『あー……ごめん私だ。思いっきり忘れてた!……(∀`*ゞ)テヘッ』…by泪


『『『(¬_¬)ジトー……』』』…byグレイフェズ、メーメル、ムドル


と、いう事で……∩^ω^∩


では、次話もよろしくお願いします(*^▽^*)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ