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厄災との闘い……3

メーメルは城壁の上から辺りを見渡していた……。


何かいいスキルがないかと泪は考える……。

 ここはバールドア城の東側の城壁の上。あれからメーメルはここに来ていた。


「こっち側は、まだ厄災の被害に遭っておらぬ。それに……この匂いは、ムドル達じゃな」


 そう言うと城壁から飛び降りる。そして着地すると、匂いがする小屋の方へ駆け出した。




 ――場所は移り、バールドア城の広場の東にある小屋――



 私は急ぎプレートを確認する。



 急がなきゃ。でも、どれがいいのかなぁ。できれば全体のことが把握できて、厄災の特徴も知りたいし……どうしよう。



 そうこう考えながらプレートをみた。だけど気持ちが落ち着かないせいか、いい組み合わせをみつけられない。



 なんとかしないと……。ん? そういえば、プレートの更新ていつしたっけ……。もしかしたら、他のスキルも覚えてるかも。



 私はそう思いプレートの右側にある小さな魔法陣に触れる。するとプレートが発光しステータスが更新されていく。



 ★名前:ルイ・メイノ ★年齢:16 ★職業:受付見習い兼、冒険者 ★特殊能力:見極め


 ★LV:10 ★HP:10000 ★TP:0 ★MP:500


 ★攻撃力:5000 ★防御力:10000 ★武器:剣 ★○○…………――――



 更新されたプレートを確認した。レベルが結構、上がっている。……やっぱり、いまいち基準が分からない。


 私は特殊能力の★に触れた。プレートの下の方にスキルが表示される。



 前よりもスキルが増えた。だけど覚えたスキルの量は、減った感じだね。



 そう思い何かいいスキルがないか探し始めた。



 レベル1は、探して弱点を見極める。2は、内容の見極め。3……探し見極めて場所を特定する。4が、内容に合った物を見極め割り振り……。

 レベル5は、物を見極め整理――新しく覚えたスキルだと……。そうだなぁ……レベル6が、複数の対象物の情報を調べ見極めて振り分け整理する。

 レベル6、良さそうだね。だけど、なんか物足りない……他にないかな?



 そうこう考えながら良さそうなスキルを探していく。



 どれも微妙なんだよなぁ。本当にどうしよう……ん? 【ソーティング】かぁ。個々に合った作業を振り分ける。これって、もしかしたら今の状況に合うんじゃ。


 そう思いグレイ達に聞いてみることにした。


「ねぇ、このスキルどう思う?」


 そう言い私はプレートをみせると、そのスキルを指差した。


「ソーティング、か。なるほど、これだと喧嘩にならないかもな」


「そうですね。ですが、それだけだと厄災の情報が得られないのでは?」


「うん、だから……レベル6も組み合わせようと思ってる」


 私はプレートに表示されている見極めレベル6を指差す。


「複数の対象物の情報を調べ見極めて振り分け整理する。フッ、これはいい」


「ええ、これなら厄災を特定して攻撃できます」


「すげぇ、この能力を上手く使い熟せたら……世界征服できるんじゃないのか?」


 そう言われ私は苦笑する。


「ええと、流石にそこまでは……ハハハハハ……」


 チラッとグレイの方をみた。心配そうな表情で私をみてる。


 ムドルさんの方もみた。悲しげな表情で下をみている。


「……まぁ、そのことはどうでもいい。それよりも、厄災をどうにかしないとな」


 そうグレイが言うと私は頷いた。ムドルさんとベルべスクも頷いている。


 そう話していると、バンといきなり扉が開いた。私たちは驚き同時に扉の方に視線を向ける。


「何をやっておるのじゃ! 厄災は既に増え続け被害が出ておる。まさか怖気づいて、ここでくすぶっていた訳ではないじゃろうな」


 そこにはメーメルが居た。そして不機嫌な表情で、こっちに向かってくる。

読んで頂きありがとうございますヽ(^o^)


『ねぇ、この世界で最も美味しいものって?』…by泪


『全世界は、分からない。だが俺の一推しは、ムリゴパイだな。サクサクで甘酸っぱくて好きだ!』…byグレイフェズ


『妾は、ドルドラゴンの丸焼きじゃな。あれを焼いて食べた時は、頬っぺたが落ちそうなほど美味であったのじゃ』…byメーメル


『私は、父が作ってくれたカレーが好きです。あの辛さが、たまらなく癖になる美味しさでした』…byムドル


『カレー、懐かしいなぁ。この世界にもあるんだね』…by泪


『カレー? 初めて聞いた。そんなに美味しいなら、俺も食べてみたい!』…byグレイフェズ


『妾も食べたいのじゃ。どこで食べられるのかのう?』…byメーメル


『さ、さあ……( ´꒳` ;):꜆꜄꜆꜄꜆……どこでしょう?』…byムドル


と、いう事で……∩^ω^∩


では、次話もよろしくお願いします(*^ω^*)

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