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ATRATICA IN CAPITAL OF WATER   作者: Franz Liszt
第2章 『学園編』
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第38話 『ロミオとジュリエット』


「ねぇ、アンタって……ジュンでしょ?」


 これは皆と別行動になってから発せられた、シャーリーによる第一声である。いきなりルール違反の質問を投げかけるとは、不貞(ふてい)ヤツだ。絶対にルールを忘れたわけではないだろう。

 確信犯だ(意味は違うけど、字面通りに)。


「なんのことですかな。私には分かりませんな」

「しらばっくれちゃって、まぁ……。アンタと何年付き合ってると思ってんのよ」


 やはり長年の付き合いはダテではないらしく、確信を持った風にシャーリーは豪語する。腰に手を当てているところを見るに、きっとあの吸引力のある紫の瞳は、半眼になっていることだろう。

 この自分もこんなに想像できてしまうのだから、きっとシャーリーも同じなんだろうと、ジュンは思った。

 そしてもうどうせ、バレてるなら、いっそのこと憮然(ぶぜん)としているほうがいいだろうとも思う。


「まっ、分かっちゃうわな、やっぱ」

「そりゃあね。隠し事なんて、うちらの間じゃほとんど成り立たないでしょ」


 きっとシャーリーは今、満面の笑顔でこの台詞(セリフ)を言っていることだろう。


 ――だよな。俺らの間で、隠せるのは、ほんの僅かなことだけだ。それはきっと、強く隠したいと望む、恋心とかぐらいだろうな。


 この台詞はレオンを指しており、自分も含まれていることを分かっていないジュン。


「よっしゃ、でも今日はせっかくのカーニヴァルなんだ。俺のことはロミオとでも呼んでくれ、ジュリエット?」

「まさかと思うけど、ジュリエットって私のこと?」


 シャーリーは、無性に顔が熱くなった。だってしょうがないだろう、ロミオとジュリエットといえば、とても深く愛し合った人物として有名だ。


 それが、ジュンがロミオで、自分がジュリエット。

 これの意味するところは、つまり――。


(でもまぁ、ジュンのことだから、ただ単純に好きだからつけたっぽいけどね)


 彼が好きな小説は、大概知っているシャーリーだったが、特にロミオとジュリエットにハマッていたのをつい昨日のように思い出せる。


(劇までやろうって言ってたくらいだしね)


 結局、役者が揃わず、やることはなかったが。


「そうに決まってるだろ、ジュリエット? 嫌か? 嫌なら……」

「ううん! 嫌じゃない! 嫌じゃないからっ!」


 シャーリーは必死の形相(ぎょうそう)で叫んだ。その拍子に、留めてあったピンクの髪がパサッと出てしまった。フィーナの髪留めが、彼女の激しい運動に耐えられなかったのだ。

 それほどまでに必死に首を振ってもいたのだ。まさしく全身で言葉を放っている。


「そ、そっか。なら行こうぜ、ジュリエット?」


 ロミオは手をジュリエットへ差し出した。

 彼の少々ゴツゴツとした堅さを持つ手。

 しかし彼女が、一番に温かいと思える手だった。


「う、うん――」


 そんな手にゆっくりと自らの手を重ねたジュリエット。


 瞬間――ふわっとした感じが、ジュリエットの全身を埋め尽くしていった。それはとても心地よくて、ずっとこうしていたくなるもので。

 でも同時に、きっと永遠ではないのだろうとも感じさせる暖かさだった。


 ――ずっとはちょっと恥ずかしいからね。


「まずはどこに行く? 行きたいとことかあるか?」


 ロミオがそう尋ねると、ジュリエットはまたしてもぶんぶんと首を振って。


「どこでもいいよ。じゅ、あ、えと、ロミオが行きたいところに行きましょう」

「了ー解。んじゃ、ぶらぶらしようか」

「うん、それでいいよ」


 妙に大人しいジュリエットが、少しだけ気になった。しかしここは目一杯楽しませてやる方が、きっとシャーリーもいいだろうと思う。

 だからグイグイと手を引っ張って、人ごみができている場所へ向かった。人がいるところに、面白きものあり、だ。


 周囲には皆が一様に、マントや仮面を装着している光景があった。さながら中世を想起させる豪華なマントを(まと)い、飾りの付いた帽子を被っているのだ。

 そして御伽噺(おとぎばなし)から飛び出してきたかのような、バウッタという仮面を着けている。ジュンたちはこの帽子を持っていなかったので、していない。でもまあ、帽子は必須ではない為、していない人すらもけっこうな数がいる。

 ただ町の中を練り歩く、水位の上昇によって水に満たされる王都を練り歩く。それがこのカーニヴァルの、もうひとつの醍醐味(だいごみ)なのだ。


「こっちにも頂戴ぃ~!」

「こっちだよ、こっち!」

「ここにも、頂戴よぉ~!」


 騒ぎの場所へ近付くと、大きな声で人々が叫んでいる光景があった。皆が手を天へ伸ばし、何かを掴み取っている。

 ロミオが上を見やると、キラキラと光る物体が天より降り注いでいた。


「わぁ~、綺麗……」


 ジュリエットもロミオ同様に天を見上げ、かの幻想的な光景に心を躍らせた。

 ふと、風に舞うようにしてこちらへやってきた物体を、ロミオは素早く掴み取った。


 掴んだ瞬間――パリンという音がして、物体が砕け散る。落ちてきたそれは、間違いなくガラス細工の一種だと思われた。


「ロミオ、それって……」

「ああ、ガラスだな。吹きガラスってヤツだと思う」


 成れの果てを見ただけで、そう判断するロミオ。こういった補完作業は、想像力が豊かなロミオの得意とするところだった。物体の感触、薄く割れやすいところなどから、このガラス質がソーダガラスだと判断したのだ。そしてさきほどの割れ残った破片から、元の形が丸みを帯びたものであると推測し、補完を完了していた。


「やっぱり綺麗……」


 うっとりとした表情をしているに違いない声音で、ジュリエットが言った。声には、欲しい! という要望も見え隠れしている。


 よしっ! と気合を入れて、ロミオは天から舞い落ちる破片を集めていった。


「うわぁー、こうやって細かく砕いて、花吹雪みたいにしてたんだぁ~」


 やがて一山できた状態で、ジュリエットに見せてやる。細々としたガラスは、手の中で微かな光を放ち、柔らかなクッションのような感触だ。

 ジュリエットはロミオの手から、一(すく)いして自らの手のひらへ乗せた。やっぱり綺麗だった。


「ジュリエット、それ気に入ったのかい?」


 紳士的な態度で、ロミオが尋ねる。すっかりその役になりきっているようであった。

 中々に様になってるじゃない、と思いながらジュリエットは深く頷いた。こういう時は遠慮するよりも、はっきり言った方がいいのだ。男の子には特に。

 本当にしたくないことはやらないのだろうから、もしもいいなら、こういう時こそ甘えてしまえばいい。


「よっしゃ! んじゃ、ちょっくら集めて来ますかっ!」


 張り切って、ジュンは――ロミオは人ごみの中に突貫して行った。

 そして待つこと数分、大量のガラスの破片を持ち帰ったロミオが人ごみから姿を現した。


(まったく。しょうがないわね、アイツは。またマントがずり落ちちゃってる)


 これほどまでに様になっていない着こなしというのも珍しい。そう思えるほどに、カッコの悪い様相だった。

 しかしどうしてかそんな彼の姿が、シャーリーにはとても頼もしく、そしてこの上なくカッコよく見えてならない。そう思い至ると無性に恥ずかしくなり、きっとこの祭り独特の高揚感がそう思わせているに違いないと、強引に結論付けた。


「ほらっ、シャーリー! 見てみろよ、こんなに採れたぞっ!」


 まるで幼い子供のような顔つきのジュンを見て、シャーリーは口元が緩むのを止められなかった。


「すごいわね、でも――もうロミオとジュリエットはおしまいなの?」

「おっと、いけないいけない。忘れてた。ではもう一度、これでどうです、ジュリエット?」

「全くダメダメね。それにほら、マントもずれてる。直してあげるから、こっち向いてロミオ」


 だけれども、彼の表情があまりに得意げだったので、少々意地悪を言ってみたくなってしまったジュリエット。しかしダメだしされてショックそうなロミオのマントを、丁寧に直してやった。

 自分のために採ってきてくれたのだから、意地悪を言わずに、黙ってマントを直してやる方が良かったのかもしれないが――。


 ――だってしょうがない。私とジュンはこういう仲なんだから。


 昔からそうなのだ。自分とジュンはこうやって、小さなことでも色々とケンカに近いことをやってしまうのだ。それをシャーリーはとても気に入っていたし、おそらくジュンも気に入っているのだろうと思っている。

 そうじゃなければ、きっとジュンはしないから。

 彼は面白く、楽しくないことはしないから。

 これも長年の付き合いゆえに、よく知っていた。


(でも、アイツの性格だと何でも楽しめそうだけどね)


 この思いはあながち間違いではないが、シャーリーは一つだけ間違いを犯していた。

 それはジュンが楽しむのは、何でも、ではない。


 ――仲間といることが、彼に周りの事象の全てを楽しくさせているのだ。


「サンキュ、ジュリエット」

「どういたしまして」


 きっとシャーリーは今、ニッコリと笑ってくれているだろうと、ジュンは思った。長年付き合っていると、仮面なんて関係なしに相手のことが分かってしまうもの。

 だからもっと笑顔にさせてやろうと思い、取って置きの情報を提示した。さっきガラスを()いていた人が言っていたのだが、どうやらこの近くで拾ったガラスと交換してグラスを造ってくれるらしいのだ。


「でさ、これを交換するとグラスを造ってくれるところがあるらしくってさ」

「え、グラスって、あのムラーノグラスみたいなの?」

「そうそう、それそれ」


 ムラーノグラスというのは、イタリアという国で呼ばれていたガラス細工の一種だ。高い装飾性が特徴でもある。基本的な製法はソーダガラスを使用した吹きガラスであるが、空中で吹くことにより極薄に吹き上げる技法や、グラスを細く引き伸ばしそこに竜や花や鳥などをモチーフにした複雑な装飾を施すなど、「軽業師の妙技」と呼ばれる高度なテクニックが用いられる。

 そういった職人が、この国にもいるのだと思うと、シャーリーはすごく嬉しかった。彼女は芸術関連に高い才能を持っている。そのため音楽には劣るものの、こういったガラス工芸にもそれなりに精通していた。

 しかしこのグラスの製造は、教科書でしか見たことのないロストテクノロジーであったため、いつか自分の目で見てみたいと思っていたのだ。


「やったぁ~、いくいく! 早く行こうよ、ジュン!」

「ははっ、ジュリエットこそ、もう終わりなのかい?」


 ニッと唇を持ち上げたロミオが、ジュリエットには容易く想像できてしまった。

 これだから幼馴染というのは、怖い。


「むぅ~、今のはなし! しょうがないんだから!」

「えぇ~、どうしよっかなぁ~」

「アンタ……死にたいの?」


 底冷えのする声音と、氷点下の紫電がロミオを射抜く。

 ぶるっと震え、体を縮こまらせたロミオは、口早に訂正を入れた。


「すいません。何でもございません」


 すると満足そうな声で。


「分かればよろしい」


 と、ジュリエットはのたまった。


「あぁ~、いいなぁ~」


 身近からそんな声が聞こえてきたのは、ロミオとジュリエットが目的のグラス工房へ行こうとした時だった。

 ロミオがニッコリと笑って――仮面をつけているから分からないが――、その声の主を見下ろした。見下ろす先には女性特有の仮面とマントをいた子供がいた。背丈から、その少女の年はまだ8歳ぐらいだと思われた。

 だからいつもより、声音が優しげになってしまうのは致し方ないだろう。


「何がだい、お譲ちゃん?」


 すると少女はビクッ肩を震わせて、


「ご、ごめんなんさい」


 と謝ってしまった。

 そんなに怖く訊いただろうかと、ジュンは悲しくなる。むしろ優しく語りかけたつもりなのに……。きっと仮面のせいだ。そうに違いない!

 そう、思いたい。


「ぷっ、ねぇお譲ちゃん。この怖いお兄ちゃんは放っといて、どうかしたの? このお姉ちゃんに教えてくれる?」


 ジュリエットがロミオと少女のやり取りに噴出し、それから少女の目線に(かが)んで本当に優しく尋ねた。子供と話すときは、目線を合わせてあげると安心してくれると本で読んだ気がする。

 すると少女は、シャーリーの方をじっと見て、


「……いや」


 と言って、ロミオの後ろへ隠れてしまった。自分の方がまだ怖くないらしい。確かに、ジュリエットの今の格好はお世辞にも、優しいというものではない。どちらかというと、トゲトゲしていて怖い。

 しかしこの少女の場合、どうやらいきなり話しかけられて、ビックリしただけだと思い至ったロミオは、満面の笑みで――見えないけど――もう一度、優しく話しかける。


 その際に、あそこで絶望で(ひざまず)いているシャーリーのことは、決して笑ってはならない。笑ったら最後、そこには死が待っているに決まっているのだ。


「そうかそうか、お譲ちゃんはお兄ちゃんの方がいいか」

「うん、お兄ちゃんの方がいい」


 まさかこんなに素直に答えられるとは思ってなかった。

 しかし何だか、可愛く思えてきてしまった。仮面を着けているので、顔は見えないけど、きっと可愛い子だとロミオは確信した。

 ジュリエットはまだ立ち直れていない。


 ――後から慰めてやるか。


 そう思いながら、今は少女へ尋ねるのが先だ。


「それで、どうしたんだい? 何が、いいなぁ~、なの?」


 お得意の声マネで、少女の声音を真似て言ってやった。

 すると少女はあどけない声を上げて、笑ってくれる。やっぱり可愛い子に決まっているな。間違いない。絶対に……。


「えとね、そのグラスのはへんが……あたしひろえなかったの」


 確かに少女の身長では、あの舞い散るグラス片を拾う事は極めて困難だろう。皆が地に落ちる前に、空中でほとんどキャッチしてしまうからだ。


(ふむ。困ったな。これをあげちゃうと、俺たちの分がなくなっちゃうし、かといってあげないのも可哀想だし……)


 そうジュンが思案していると、横からクイクイとマントの裾を引いてくる者がいた。振り向くと、立ち直ったらしいジュリエットがいて――。


「ジュン。あげようよ、それ。私は別にいいから」


 やはり優しげな声で、自分の事はいいと言ってきた。

 一時、演技は終了って感じだった。


 ――ふぅ。やっぱりシャーリーは優しいよ。こうなったらコイツ、テコでも動かないからな。しょうがない。


「分かったよ、シャーリー。……お譲ちゃん、はい、コレ」


 ジュンもシャーリーを見習って、腰を下げて少女の目線に立つ。そして少女の小さな両手を取って、しっかりとグラスの破片を握らせてやった。包み込むことが出来なかった分は、シャーリーが懐から取り出した布袋の中へ入れてやる。


「え? いいの?」


 きっと少女の顔は笑っているのだろうと、ジュンとシャーリーは同時に思った。

 やっぱり子供は、楽しそうに笑ってるのが一番だろう。


「いいのよ。それでグラスを造ってもらいなさいね」


 シャーリーの方を少女はじっと見つめ、それから駆け寄って抱きついた。


「お姉ちゃんも、ありがとう。さっきはごめんね」

「もういいのよ、それは。それより、あなたは一人なの?」

「うん、お母さんとはぐれちゃって」


 このカーニヴァルでは迷子はよくあることだとフィーナが言っていたのを、シャーリーは思い出した。確かにこんな大勢の人ごみで、さらに仮面とマントを着けていれば、しっかり手を握っているとかしても、何かの拍子にはぐれてしまうことも多いだろう。


「じゃあ、お兄さんたちが探してあげるよ」

「いいの?」

「ああ、もちろん」

「そうね。探しましょうか」

「わぁ、ありがとう、お兄ちゃんお姉ちゃん」


 ジュンとシャーリーはお互いに向かい合って、コックリと頷いた。

 それから少女の両脇に立って、その両手をそれぞれ握ってあげる。


 そしていざ探しにゆかん! 

 と、いうところで、少女が声をあげた。カーニヴァルの喧騒(けんそう)の中でも、一際目立つ声に向かって。


「あ、お母さん!」

「ああ、エリス。あなたどこ行ってたの! 心配したんだから、もう」


 エリスと呼ばれた少女が声を返すと、彼女の母親らしき人がこちらへ駆け寄ってきた。


「あの、本当にありがとうございました」


 母親は、少女の両手を握っているジュンたちに気付くと、深々と頭を下げた。


「いえ、俺たちは何もしてませんよ」

「そうですよ、だから顔を上げてください」

「……はい、でも本当にありがとうございました。この子は天邪鬼(あまのじゃく)なところがありまして、なにぶん迷惑をかけてしまったかもしれません」


 何となく、思い至るところがなくもなかったが、敢えて言う必要もないだろう。だって今日は、水謝祭(アクア・アルタ)のカーニヴァルなんだから。


「いえいえ、とんでもない。とても可愛らしいお嬢さんでしたよ」

「ねぇねぇ、お母さん。お兄ちゃんとお姉ちゃんが、コレくれたの!」


 少女は母親に向かって、先ほどジュンたちからもらったグラス片を見せた。

 とても弾んだ声と伴に。


「まぁ……いいんですか?」


 母親はどこか申し訳なさそうに、ジュンとシャーリーを見ている。

 だから安心するかのように、ニッと唇の端をあげた――仮面で見えないが――ジュンは、ゆっくりとはっきり頷いた。


「はい、いいんですよ。それでグラスを造ってもらってください」

「すいません。本当に何からお世話になって。ほら、エリスもお礼を言いなさい」

「うん! ありがとう、優しいお兄ちゃんとお姉ちゃん!」

「「どういたしまして」」


 思わず、返答がハモってしまったジュンとシャーリーの姿を見て、エリスはけたけたと笑って。


「お兄ちゃんとお姉ちゃん、ホントに仲いいね! 結婚するの?」

「え!?」「は!?」


 またしてもハモった二人に、またしてもエリスは笑った。母親が天邪鬼だと言っていた理由が、そこはかとなく分かってしまう光景だ。

 そして母親も「あらあら。本当に仲がいいわねぇ~」と言っているあたり、このマセタ性格は親の遺伝だろうとジュンとシャーリーは確信した。


 こうしてエリス親子と別れ、ジュンたちは散策を再開したのだった。

 祭り(カーニヴァル)というは、こういうハプニングがあるから面白いのだと、ジュンは感じた。




読んでくださって、ありがとうございます。


と、明日からテストです……><

テスト期間中は更新できないと思うので、よろしくお願いします。


ではでは~

ちょっと今回ヤバげなFranzより

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