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ATRATICA IN CAPITAL OF WATER   作者: Franz Liszt
第2章 『学園編』
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第4話 『自己紹介と冒険者』

 


 始業式は、始まるの字の如く、始まって……一瞬で終わりを迎えた。

 

 聖堂から出てきたジュンたちは、今は2年A組の教室内にいる。

 

 教室の中を見れば、流石(さすが)は250人ほどを収容できるだけの教室である。

 まず規模がでかい事もそうだが、机と椅子の数が半端じゃない。横に5つ机が並び、縦に10並んでいる。椅子の数から、1つの机に座るのは5人であるようだ。

 しかし、肝心の黒板がない。ジュンたちのピースランドのようにパソコンを使って授業を行っていたように、ラルクリアの中でもパソコンに近い能力を有するモノがあり、それを使うのだろうか。


「ジュン。あの席が空いてるから、座りましょう」


 ジュンの隣を歩いていたフィーナが、前から四列目の真ん中の席が全て空いているのを見つけたようだ。ちょうど5人のジュンたちとしては、ありがたい席数である。

 そして何やら、ジュンは大勢の生徒の視線を感じる。やはり留学生は珍しいのだろうか。


「ああ、そうだな。5人座れるからちょうどいい」


 視線は無視に決め、ジュンはそのまま何気なく目的の机に近づいて、一番遠いところにある右隅の椅子へ支えていたレム睡眠中のケンジを座らせ、自身はその隣に腰を降ろした。

 途端に、勢いよく競歩する者が二名。フィーナとシャーリーである。

 結果的にジュンと近くにいたフィーナが、彼の隣の席を勝ち取った。

 フィーナはシャーリーに「今日は私の勝ち」などと(ささ)いているが、何をそんなに競い合っているのかとジュンは思った。鈍い男だ。

 自分と隣に座りたいのかとも思ったが、積極的に好意を示してくれるフィーナはそうであっても、シャーリーは違いそうだと感じてしまう。

 何といっても、シャーリーとは天敵同士だし、彼女にはレオンがいる。

 結局右から、ケンジ、ジュン、フィーナ、シャーリー、レオンの順になった。


「おい、ケンジ。起きてるか?」


 もうじき先生が入ってきて、自分たちは自己紹介のため前に出る算段なのである。ケンジが起きてないのなら、そろそろ起きてもらわないといけなかった。

 しかし肩を揺すっても起きる気配は無い。


「ふぅ」


 ため息を1つ洩らしながら、どうするかと模索する。

 ケンジは、いきなり人前に出てしゃべれるような性格ではない。

 なら、その準備期間というものを(もうけ)けなければならないが、どうにも無理そうな気がする。


「ケンジ、まだ起きないの?」


 隣に座っているフィーナが首を(かし)げていた。彼女もジュンたちが自己紹介をすることを知っているので、心配しているのだろう。

 さて、どうしたものかと思う。

 無理やりにでも起こしても良いが、おそらくケンジは自分やレオンの為にエンチャンターの勉強を遅くまでやっていたはずである。もちろんケンジ自身の好奇心がとどまる事を知らなかったということもあるだろうが、これが1番ではないはずだ。

 そう思うと、今は少しでも寝かせてあげたい。


「ああ、起きない。さて、どうしたものか……」


 返事をしてから、考え込んでいると――


「叩き起こしなさいよ」


 とピンクのポニーがおっしゃった。相変わらず、手厳しい。


「だけど……」

「だけども、しかれどもじゃない。ケンジはただでさえ人前で自己紹介みたいなの苦手なのに、準備もさせないのはそっちの方が酷すぎだって」


 たしかにシャーリーの言っていることは正論である。

 だが、何の策も考えないままというのもジュンは納得がいかない。自分が一度思ったことを簡単には(くつがえ)しちゃいけないと知っているから。

 けれどこのまま何も思いつかなければ、迷惑をこうむるのはケンジだ。

 それならば、やはりここは起こしてやるがベストかとも思う。

 そんな時、左隅に座っていたレオンが聞こえるような音量でボソッと呟きを落とした。


「お前はたしか腹話術(ふくわじゅつ)できなかったか?」

「ああ、その手があったか!」


 レオンが言わんとしていることは、おそらくこうだと思われる。

 (あらかじ)めケンジの横にジュンをセッティングしておく。それからケンジの自己紹介の番になったら、ジュンが彼を少しだけ前に押し出す。後は人形にケンジを見立てて腹話術を行えばいい。

 多少声が変でバレたとしても、こういう一発芸をやっていて、自己紹介に間違いはないよとでも言えば、完璧だろう。

 あとは流れに身を任せ、のらりくらりとやり過ごせそうだ。それなりに騒がせるぐらいの腹話術の技量は持っていると自負している。


「よしっ、それでいこう!」

「えぇ~、やめたほうがいいじゃない?」

「うっせ! いいか、シャーリー。これは男の真剣勝負なんだ。黙って見守ってはくれねぇか?」

「はぁ。アンタはそうなると、止めてもやるんでしょ。もう好きになさい」

「よっしゃ! ところでフィーナは腹話術って知ってる?」

「う~ん。前、旅の芸人さんが城へ寄ったときに1度見たきりかな。でも、すっごかったよ!」


 フィーナがこう言っているということは、この世界でも腹話術は芸として存在しているということだ。そして、面白いとも。


(よし! 何だかイケそうな気がしまくりだぜ!)


 ガラガラ――タイミングよく教室の扉が開く音がした。

 もうすでに生徒たちは着席を済ませているようだから、おそらく現れるのは担任だろうと予測される。

 入ってきたのはやはり、生徒のような年の人間ではなかった。

 明るい茶色の髪を後ろ1本に編み込んでいる。要するにミツアミである。

 瞳はジュンと同じ黒。そしてこれはまたジュンと似ているイタズラそうな光を前面に押し出している印象を受けた。


「やぁやぁ、諸君。全員、揃っちゃってるかね?」

「……」


 担任が来たと思い静かになっていた空間にいきなり、先生本人の朗らかな声が響き渡ったものだから、生徒たちはみな唖然(あぜん)としている。

 第一声がこれとは中々の先生である。


「おぉおぉ、元気がないねぇ。諸君。もっとハキハキしんさいよ。若者なんだから」


 生徒たちの様子など、全く気にせず、自分のペースで話している茶髪先生。


「はーい、先生。わっかりましたぁ~!」


 誰も何も反応をしようとしないので、みなを代表してジュンが言ってやった――わけではなく、彼自身が面白そうな先生だと感じたから、言ってしまっただけだ。

 ジュンにとって面白いこと、暇ではなくさせるものこそが正義である。


「おっし、イキのいいのがいやがんな。そこのお前……名は?」

「ジューンバルト・ソリドールっす」

「おお。ジューンバルトっていやぁ、確か留学生か?」


 一応は担任らしく、生徒の情報は持っているようだ。


「はい、そうです。シルヴァニアからここで学ばせてもらいに遥々(はるばる)やってきました」


 しっかりと設定を強調しながら言っておく。

 こういうのは最初に怪しまれたら、おしまいである。

 嘘の基本は、半分は本当の事を言い、もう半分は嘘の事を言うといいらしい。しかし生憎(あいにく)ジュンたちは異世界人であるため、まどろっこしい真実と嘘を混ぜ合わせると、余計にバレ易くなると思われたため、全部が嘘であった。


「そういつはいいな。俺もちょっと前まで冒険者をやってたからよ。いろんな国々を見て回ったが、そういう経験ってもんは、めっちゃくちゃ人生で役に立つぜ!」


 マズイと思った。

 あの担任が冒険者だとすると、自分たちが来たという設定のシルヴァニアについての質問をされたり、同意を求められたりすると、すぐにボロが出てしまう。

 一応学生に尋ねられた時用に、シルヴァニアの基礎的な知識は頭に詰め込んであるが、実際に見たことがあるわけでもない。冒険者なら簡単に見破れるだろう。

 何も新任でやっかいな講師を、このクラスに置かなくてもと思う。自分たちが一瞬で入学できるようにできたのなら、講師の移動ぐらい造作もないはずだ。

 

 ドSな学園長のムフフとほくそ笑む顔が、ジュンの脳裏にくっきりと浮かんだ。


(あんにゃろう……ぜってぇ今頃笑ってやがる……)


 しかし今はそれどころではなく、もし質問されたときの受け答えを考えておかねばなるまい。

 フィーナを横目でチラッと見ると、彼女がグッと親指を立ててくれた。

 何か策でもあるのだろう、ここは彼女に任せたほうが良さそうだ。不安げな彼女の顔つきが多少懸念されるが……。


「ええ、俺もそう思いますよ。何事も自分の目で見て、耳で聞くことが大切ですから」

「ジューンバルト……なかなか分かってんじゃんか」

「先生も、ですね」

「サンキュ。じゃ、ここいらで俺の自己紹介をしとくとするか」


 何とかこの場は質問などはないようだ。

 フィーナのほうも安心したようで、人心地ついた様子である。


「俺はキーファンス・ルーズベルトだ。冒険者をやっていたが、ここの学園長に教師をやってみないかと言われ、やる気になった男だ。これから1年、まぁガンバろうや」


 今、とてつもなく適当なことを言わなかっただろうか……。

 言われたから、やる気になったって……教師としていいのかよと思う。


「おおっと、大事なことを忘れてたぜ。俺が受け持つ科目は実技だ。つまり、魔装士と魔法使の実践訓練だな。俺は見ての通り男であるから、魔装士だ。だが、魔法使とも戦ったことや、一緒に組んだこともあって、それなりに知識も経験もあるから、大船に乗ったつもりでいなさい。諸君!」


 そう言ってガッハッハと大笑いをしているキーファンス。

 ほとんどの生徒は、この人大丈夫かなと思っていた。

 しかし、ジュンやレオンはとても彼のことが気に入っていた。

 キーファンスが面白そうなこともあるが、それ以上に彼の放つ、歴戦のオーラを感じ取ったのだ。

 確かに大言壮語するだけのことはあると思う。

 ジュンが周りを見ると、何人かはジュンたちと同じように尋常じゃない気配を感じ取ったのだろう、神妙な顔つきでキーファンスを見つめていた。


「では、そろそろ留学生諸君の紹介へ移ろうかぁ!」


 そう言ってキーファンスがズビシッとジュンたちに指を向けてきた。


「はーい、先生」

「はい」

「わかりました」


 高らかに返事をしながら、起立をする。

 周りの生徒たちの視線が集まるのを感じた。


「じゃあ黒髪の少年、ジューンバルトからいってみるか!」


 後ろで縛っている茶色の髪がキーファンスの元気のよさに触発されて、微かに動いているように見えた。


「はい! 俺の名前は知っていることと思いますが、ジューンバルトです。風の国シルヴァニアからやってきました。趣味はチェス(文献を少し調べた結果、この世界でもチェスは人気なゲームだった)と、蜜柑栽培、アトラティカの名産調べ、そして何といってもフィーナ姫の観察です!」


 一番バッターとして、恥ずかしくないようにユーモアを(まじ)えて言ってやった。


「…………」


 全生徒は黙り込む。


「え? え? えぇ!?」


 その代わりかどうかは、分からないが、プリンセス本人が慌てだす。


「ほぉ、やるなジューンバルト……」


 顎に手をやりながらキーファンスはうんうんと頷いている。

 皆の反応など気にしないジュンが、決まった! と思っていた矢先、衝撃が脳天ではじけた。


「もう、ジュン! アンタはいったい何を言ってんの!」

「イテ、痛いよって、やめろって!」


 シャーリーがポカポカと殴ってきたのだ。

 正直、とても痛い。


「わかった、わかった。冗談だって! え~、今のは私めのユーモア溢れる小粋なジョークなので、許してください……ピンポンパンポン」


 アナウンスも入れておく、完璧だな。


「なんだぁ、冗談なんだ……」


 何やらフィーナ様が悲しげなお顔をなされておるが、ここは心を鬼にして無視。


「え~、皆さん。俺に質問はありますか?」


 それから、質問タイムを勝手に設けた。

 キーファンスは何も言ってこないので、時間などは大丈夫なようだ。


「あるぜ!」

「はい。はーい!」


 それなりの数が挙がった。

 やはりシルヴァニアに興味があるようだ。


「じゃあ、そこのアナタ! 緑黄色野菜系頭りょこうしょくやさいけいとうの男子!」

「おいおい、ひどいな。俺はレックス・クロノって名前だぜ。レックスって呼んでくれやジューンバルト」


 ジュンが指差した、緑の髪に碧眼の少年は決まりが悪そうに頭を掻きながら、自己紹介をしてきた。

 朗らかな笑顔で言ってくるあたり、なかなかどうして、好印象を持てる少年だ。


「オーケー。レックス。なら俺のこともジュンって呼んでくれよ」


 レックスになら、愛称を呼ばれてもいいかなって思えた。


「了解だぜ、ジュン。ところで質問なんだけど、お前の属性って何? 俺は槍使いの『地』だぜ」

「俺は『洸』だよ。光属性に近いヤツらしい」

「うっわ、それってもしかしてレア!?」

「ああ、そうらしいけど」


 ざわざわと辺りが騒がしくなった。

 皆が小声で「レアだぜ、レア」などと呟いているのが聞こえる。


「すっげーな、お前。じゃあ、エイン・シェルはどんなの使ってるんだ?」

「あ、それは。……双剣かな」


 まだエイン・シェルを双剣としてもっているわけではないが、おそらくそうなるであろうから問題はないだろう。


「双剣って、珍しいな。二本の片手剣を使うヤツだろ」

「ああ、そうだな」


 やはりこの世界でも双剣使いは珍しいようだ。


「はいはい、そろそろ次にいってくれないと、俺のランチタイムに支障がでるから、次いって、次」


 手をパンパンとやりながら、キーファンスが言っている。

 彼にとってランチはとても大切なようだ。


「たしかに、ランチに支障がでるのは絶対に避けねばなるまい」


 レックスも何やらランチには特別な思い入れがあるようで、妙に力の(こも)った台詞を残している。


「え~」


 と不満そうな声が生徒の中から挙がった。聞きたかったことが、たくさんあったのだろう。


「じゃあ、次は私がいくわ。皆さん初めまして。私はシャーリー・クロフォードです。ジュンと同じくシルヴァニアから留学してきました。趣味は音楽や美術です。まだまだ分からない事がたくさんあるので、よかったら色々と教えてください」


 無難な自己紹介をして、お辞儀をするシャーリー。

 それでも、彼女のなかなかの造形美に男子生徒の何人かが興奮したようで訊いてきた。


「シャーリーさん。スリーサイズはいくつですか?」


 お決まりの代名詞である。


「なんて言いましたか?」

「だから、スリーサイズなんですか? って」


 コイツ……死ぬぞ、とジュンは聞いた瞬間に思った。


「……はい? ……何ですか?」


 ヤバイ、シャーリーの顔が夜叉女(やしゃめ)になっている。


(殺されっぞ!)


 ジュンは確信した。

 あの男子は自身の過ちに気付かなければ、死ぬと。


「ひぃ。ごめんなさい、ごめんなさい」


 ちゃんと悟ってくれたようで、何よりである。


「じゃあ、次にいきましょうか。先生?」


 ニコッと晴れやかな笑みを浮かべたシャーリーが、キーファンスへ尋ねた。


「あ、ああ。そうだな。じゃあ次」


 少し動揺しながらも、言葉を言い切るキーファンス。

 彼はこう思っているに違いない。『アイツはヤバイ!』と。


「俺がいく。……俺の名前はレオン・メイクラフト。趣味は読書。前の二人と同じシルヴァニアからやってきた。よろしく頼む」


 やはり、レオンらしいというかなんというか、とにかく素っ気ないの一言だろう。

 だがレオンの端正で大人びた容姿に、女生徒たちの何人かはうっとりと彼の顔を眺めていた。

 容姿がいいって得だなと、ジュンは思う。


「じゃあ、次が最後だな」


 キーファンスがちょくちょく時計を気にしながら言っている。

 それほど、大事なのでろうか、ランチが。

 ふと周りを見ると、レックスの姿がない。ヤツはいつの間にかこの教室からいなくなっていた。

 不思議なヤツである。

 それはそうと、さっそく自己紹介ならぬ、ケンジ紹介を始めることにする。


「はーい。僕の名前はケンジ・スオウインでっす☆ 趣味は、機械イジリと、機械いじりと、機械イジりでっす☆ ……ですが」


 インスピレーションで星を付け足しておく。

 それから、一旦、区切る。

 こういうのは、間が、大切だ。


「ですがそれは世を忍ぶ仮の姿……しかしてその実態は! 人類を破滅へと至らしめるダークフォースを(まと)いし、茶色のマッドサイエンティストにして、トランスフォーマーケンジ! 覚えておいてくれたまえ……フハハ、フハハ、フハハハハァァー!」


 そして続きを、声を渋めに変えて話すジュン。

 デキは当初の予定通り完璧であった。

 前半にちょっとだけお茶目な印象を持たせる、それから後半は小洒落たトークで文句なし――


「……」


 のはずが、どうも反応が薄い。


(何故、ヤツらは黙っている……? ここで大喝采(だいかっさい)が巻き起こる手はずなのだが……)


 しかし現実では、誰も反応らしい反応をしていない。


「ね、ねぇ。まずいんじゃない?」


 シャーリーが肘で突っついてくる。


「うるさい!」

 

 と小声で返しつつ、考える。

 何か問題でもあるのだろうか……。

 思わずフィーナの方を見ると、バツ印を手で作っている。


「え~、オホン。実はこれ、俺の腹話術でした。……てへっ☆」


 きっとアトラティカの人々はこういったトークが好きではないのだという結論に至る。

 それならば仕方が無いので、もうこの際とぼけるしかないと思い至り、ジュンは自分の頭を小突いた。

 周りの皆は、それを見て、我慢できないとばかりに笑い出している。

 やっぱり受けていたんだなと思う。

 予定の喝采ではなかったが、そんな大成功な結果にジュンは満足し、『ほら、見ろ』的な視線を不感症女2人へ向けると、ヤレヤレという風に首を横へ振っていた。

 こうして何とかジュンたちは自己紹介を終えたのだった。






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