表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

5/46

第5話 突然の絶筆宣言

 先日、Twitterで同じ道を往く方が絶筆宣言をされましてね。去ってゆかれました。

 あの方はいつから活動されていたのでしょうか。もう聞くこともできません。

 ねぎらいの言葉をかけましたが、私があちらの立場でもおかしくありませんでした。先を越されたような気がしました。機会を逸した気がしました。

 今回は延伸を決めたものの、いつかまた岐路に立つのでしょうか。そこでまた選択を。


 聞けばわずか2年半でとお笑いになるでしょう。でも私には特別濃厚な2年半でした。

 部活とおよそ同じです。4月の入学から、3年生引退の夏までわずか2年と半年。それと同じだけの日々が流れました。


 全てを注ぎこんだ作品が撃沈して、そのあとで何かが書けるのでしょうか。

 少なくとも今は何も。

 それでも書ける人だけが残れると言うのなら、私はその範疇から漏れるのかもしれません。

 でも自分自身が見たくなったのです。何も書けなくなった先に何があるのかを。どんなものが出てくるのかを。

 もしかしたら何も出てこないままなのかもしれません。


 でも。

 もし、また書けたのなら。


 それは見つかったのです。書きたいものが。

 いつか訪れるかもしれないその時を、座して待つのをよしとせずに。当て推量の方角に向かって歩みます。

 まずは改稿を。

 次に短編を。

 それらに向けて腕を動かしている間にきっと。

 私は私の妄想力を信じます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ