第17話 酔わせたかった12話、ご都合主義の13話
第12話、ウイスキーボンボンはですね、キャンプしてそこでお酒を飲んでの流れで当初考えていました。
車の運転が高校生からOKなアメリカ、てっきり飲酒もそうだと思いきや21歳から。実は日本より厳しいんですね。
それで『どうやったら酔わせられるか』と、またまた不穏な思考を巡らせて出てきたのがウイスキーボンボンでした。
酔ったソフィアに言わせた真の望み。特別な人には、かつて居た特別な人と同じ特別な呼び方で呼ばれたい。
彼女の性格からして、高校時の母親の呼びは『おかん』でしょう。でもそうしませんでした。
早くに亡くしたためその時の呼び方で止まっているんですね。ですから『おかあ』。
英語でしたら『マミィ』です。父親が親父呼びなのに母親だけマミィでは合わないので、日本語で統一しました。
第13話は貝掘りでした。
貝掘りには日本人駐在員なら一度は訪れるのではないでしょうか? なにせお店には貝が売っていないのです。アジアスーパーへ行けば売っているのですが、それはそれは高価で、小さく、冷凍で。
それで思考は自給へと。
いざ行ってみればライバルは少数、免許制や個数制限もあって資源は守られており。捕まえてみてその大きさにビックリ、大人の拳ほどもある巨大な貝がゴロゴロと。
大きくても味はしっかり。きっと何年ものなんて個体なのでしょうねえ。
あの味を思い出すとまた掘りに行きたくなります。
このお話は第16話の前哨戦です。単純にきっかけ作りなんですよね。それでたいそうな事件もなく、淡々と過ぎました。
それで16話部分が面白くなるかどうかは……。
私もわからないままに書いております。




